おばあちゃん先生
私が髪を染めた日、2023年4月5日。
新年度明け、一年でもかなり多忙なこの時期。
白髪が気になっても、美容院に行く気力も自分で染める体力もありません。
そんな私が、閉店ギリギリのヘアカラー専門店に飛び込んだのは、新入園児さんからのひと言。『おばあちゃん先生』
そうです、私は現役保育者。4月は園も新しいお友だちをお迎えし、毎日が大賑わい!
『ママがいいー、ママ〜』と不安がる子どもたちを相手に、なりふりかまわずお世話しています。
しかし、私も子を持つ母です。保護者の方々や子どもたちにとっても、同じママだもの、自然と打ち解けて、、、のはずが、だんだん保護者の方より、お祖父母様と距離が縮まるこの頃。
ついに、クラスのお子さんから、おばあちゃんと呼ばれてしまいました。
見渡せば、周りの職員はみなさん若くて可愛い先生方ばかり。最近は茶髪にインナーカラーは当たり前、それぞれお似合いカラーリングで楽しまれており、白髪混じりなんて私ぐらい。
保育者たるもの、おしゃれより身だしなみ、髪はまとめて結ぶよう指導されたのも何十年も昔の話になりました。
そこで、慌てて白髪染に走ったわけですが、、、バタバタと決めたカラーは、満足できる仕上がりではありませんでした。
やはり、じっくり自分に似合う色を選び、夫や子どもにお願いし、TVを見ながらコタツで染めてもらうのが私には1番かも。
リラックスして、おしゃべりしながら、畳を汚さないように新聞紙を敷いたり片付けたり、そんなスタイルが今は楽しい。
さてさて、やっとGW。
新年度も、ちょっと小休憩。どんな色に今度は染め直そうか。
息子と染め合い協力体制を組んだ私たち。
この休日は、ドラッグストアの棚の前で作戦会議になりそうです。
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