どの界隈も生き残るのは強者

 あまり使いたくはないが、この世は弱肉強食だと感じない日はない。生きていればあらゆるコミニティを目にするが、結局のところ総合的に強い人間が生き残っている。


どの界隈でも強者だけが生き残る

 今はありとあらゆる人間が、小銭を稼ぐ為もあるけど、様々な価値観や生き方を発信している。この点は学びになる面や視野が広がる面もあるのだけど、一方で結局は強者だけが生き残る様になっている。

 どんな生き方でも成立させる為の地道な努力と、自分で食い扶持を稼ぐための行動が必ず要求されるので、それが出来ている時点で強者でしかない。

 人間は自分の状況が苦しければ苦しい程、ある程度辛さから解放されている様に見える他人の生き方の良い面しか見えない動物だから、自分が他人の生き方を真似しても果たして成立させる事が出来るのか想像しにくい。

弱者は淘汰されるだけ

 結果として、幸福そうな生活を送っている様に上辺は見える人間の生き方を真似し、大体の弱者が淘汰されていく。何故ならその生き方を成立させる為の努力が相当厳しいか、もしくは価値を提供するだけの能力が無いケースが多いからだ。ただ人間の人生で難しい面が、何事もやってみないと分からない事なので、下手に希望を抱いて行動し、キャリアがとん挫し淘汰されてしまう。

 ネット上で、他人の苦痛や不安に寄り添った様なコンテンツを発信している人間は、大体が裏で相当なリスクヘッジをしているか、マーケティング能力が相当高いか、もしくは運がよかっただけなケースも多い。しかしその運も行動しなければ開かれないので、つくづくこの世はギャンブルでしかないと感じる。

発信者は都合の悪い事は言わない

 当たり前だがネット上で発信している人間は、自分にとって都合の悪い事は言わない。営業に関わるからだ。そもそも言う義務も無いが、言わなくてもいい事は言わないし、観る側には幻想を抱いていてほしいものだ。

 しかしそんな人間達の生き方に影響されてしまうほど、自分がどうしたいのかを考えさせる余裕を持たせないのが、今の日本の生きづらさと幸福度の低さに繋がっているのだと思う。

最終的には覚悟があるか無いか

 極端な終わり方だが、最終的には自分が選んだ道を正解に出来る覚悟があるかどうかだけでしかない。一定のレールから意図せず外れてしまった人間は猶更の事。

 これも極端な意見だが、覚悟が無いからふんわりした生き方になり、煮え切らない生き方になり、結局は働き過ぎて後悔して死んで行く人間が大多数だ。決められないと日々が光速で過ぎて行く。

 生き延びる為に仕方がないとは言え、選んだどんな生き方でも正解は無いと思うが、覆しようのない現実として、それなりの金が無いと自由度が喪われるし、他人から用意された、疑似幸福を追求しようとすればするほど労働力を吸われるし、自分で考える頭を無くさせられる様な構造になっている。

 そんな社会で幸福に生きようとするのは難しい。ただ唯一分かっている事が、他人の価値観や生き方に振り回されて物事を決めてしまうのが、一番後悔すると言う事です。何故なら自分で覚悟を決めていないからですね。

 私自身、社不なのですが、労働からある程度離れている人間の価値観に振り回されてしまう程、自分に覚悟が無いのでうんざりしています。こういう人間は雇用されて苦しんでいた方が、きっと周り回って幸福なのでしょう。

 雇用されて苦しんでいるあなたも、会社で働き文句や愚痴を言い続けているあなたも、もしかしたら行動しないその方が幸せなのかもしれませんね。
 
 人生を自責にせずに、もっと負荷を掛けて、自分の望む人生に軌道修正する努力自体をしなくて済みますから。