社会に出る前に知っておきたかったお金の増やし方の手順

 俺はいい年齢で総資産が250万しかほどしかないから、あまり偉そうな事は言えないが、社会に出る前にどんな人間だろうと、必ずこれだけはやっておくこと書いておく。調べれば腐る程情報は出て来るが、結局以下の事だけ愚直にやり続ければいい。

 利口な親なら言わずとも、色々運用に回して資金を確保して置いてくれるかもしれないが、そうでない親の場合に備えて自己防衛は必ずしないといけない。気付くのが早ければ早い程、その後の人生で余裕を持てる可能性が高まる。酷な話だが、金の量があればあるほど選択肢が増える。無ければ逆だ。

1:証券口座を開く
2:生活防衛資金を貯める
3:全世界株式と全世界債券か先進国債券を買う
4:割合は運用資金に応じてだが、若ければ株式8割債券2割か、もしくは株式だけで運用。含み損が怖いのなら半々で運用。株式はニーサ枠で。債券は特定口座で。
5:資産運用シミュレーションで、何歳までにいくらあればいいのか考えて、運用額を決める。

6:運用している事を誰にも言わない。金に関しては親の言う事を聞かない。

 オルカンと債券の割合もあるが、少なくとも年間3~5%はリターンが出ると思う。少ないと思うかもしれないけど、年利で3%以上狙えれば十分だよ。

 余計な事をしない方がいい。ユーチューブの情報に乗せられて、色々商品を買ったり売ったりするのが、一番の時間の無駄。非効率。積み立ての目的は何かを考えるべきだ。少なくとも若い内から始めれば、円の価値がゴミになるまでには間に合う。

 他にはもっとリスクを取れるなら、米国株だけに寄せるとかもある。そこらへんは色々な商品があるので自分との相談だけど。

 例外としてビットコインを積み立てていくのもあるが、ボラティリティが非常に高いので個人的には非推奨。いつかビットコインのETFが日本で買えれば話は別だけど。楽天かSBIあたり出してくれそうなもんだけどな。

 話は戻るが上記のこれだけでいい。俺もなぁ、若い時から知っていればな。特に誰も助けてくれない野郎で、なお生きづらさを抱えているのなら、余計に早くから運用を始めないと、仮に非正規に堕ちたり、遅くなってから気付いても遅い。

 労働寿命を考えたら、必然としてリスクを取らざるを得なくなる。ただでさえ奴隷労働なんてしんどいんだからよ。まぁ100余計なお世話だが、いつか子持ちの親がこれを見たら、本当に子供の為に金の増やし方を教えてあげた方がいいよ。

 まだほんの小さな何も知らない小学生の子供が、これから衰退していく金しか物を言わない、新自由主義の自己責任ヘルジャパンで苦しむかと思うと、他人事ながら不憫でならないわ。

 最後に円の総合的価値を表す円インデックスのリンクを置いておくので、興味がある人は除いてみてほしい。金が無い貧乏人が、将来どんな目に遭うのか容易に想像できると思うから。

 しかしほんと働くのしんどいわ。カナダの安楽死施設が稼働以来、4万人も処分しているのも分かるよな。現世は貧乏人やフィジカルに弱い人間に、ほんと過酷だからよ。子供が産まれないのも分かるよねぇ。