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インスタントフィクション【夢と現実の間】

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筆者が2020年から約1年間、小説執筆前の助走機関として書き溜めた500字程度のショートショート集。作品に昇華していく前段階の着想が散りばめられている。
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明けない夜と沈まない太陽

僕がこの日記を書き始めたのは、NN19と言われるウイルスが日本に上陸した日だ。歴史史上、全盛期を謳歌していた人類に一石を投じた有名なウイルス。 このウイルスを期に、人類は労働集中型、生産拡大という側面を一度見直すことになる。 なぜかというと、前者の労働集中型は感染リスクの増加を、後者は経済が止まったときの財務へのリスクの増加を呼び込むからだ。 過剰に供給しないエコシステムが世界に好まれるようになった。 エコシステム。〇〇に優しいエコシステム。母なる〇〇に優しいエコシステム。