レビュアー大賞にノミネート!

娘の特技は、速読で、大人向けの書籍でも簡単な内容なら1日で読んでしまう。そしてジャンルを問わず、片っ端から読みふけっていて、読む量が半端ない。だから、いちいち読む本を購入していると、とんでもないことになるんで、毎週のように図書館から借りてきたり、ブックオフで格安購入している。それでも、たまには新刊や、手元に置いときたい本もあるようで、今年の夏休み、読みたい本をねだられて購入した。いつものように、あっという間に読み終えて、その辺に放置してあったので、「どうだった?」と感想を求めると、「面白かった」の一言だけ。

それだけかよ。何がどう面白かったと訊ねても、「もう忘れた」になってしまう。折角読んだ本が、忘却の彼方に消えてしまうのはもったいないと思って、読書感想文を提案してみたけど、自分も読んだ本を読みっぱなしにしていることに気づいた。平均的な人よりも本を読んでいると思っているけど、昔読んだ本の内容は忘れている。

学校の宿題でしか感想文を書いたことが無かったし、若い感性の頃に感じた印象は永遠に消えないと信じていた。中高生の頃は、文庫本を買いあさっていたんで、久しぶりに実家の本棚から当時感動した本を手に取ってみる。まず、驚くのが、「え!こんな小さな字を読んでいたのか!」視力の衰えに愕然としたうえに、「内容も覚えていない...」過ぎ去りし時の流れの無情さに呆然とするだけだった。

娘に読書感想文を勧めると同時に、自分も感想文を残していこうと思い立ち、noteに感想文のサイトを作った。そして、読書メーターで、レビュアー大賞というイベントを知ったので、課題図書を読んでみた。8冊あった課題図書の中で、触手の伸びない本から読み始め、最初は全部読んでやろうと意気込んだけど、結局期日までに2冊しか読めず、レビューを2つ投稿するだけになった。

先日、私の書いたレビューが優秀なレビューに選ばれたという連絡があった。普通は読むことのないようなタイトルの本。ベストレビューに向けて投票ができるので、投票できる人は是非お願いします。ニックネーム「yataiblue」のレビュアーです。

今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?