言葉は人生を左右する

万物の根元である気が、人間の心の中に入って観念となり、その観念が思考となる。そしてその思考が、一方において行動となり、他方において言葉となって現れる。これは人間のみが造物主から与えられた恩恵であり、他の動物にはない。言葉というものは、思考が結集し、それを表現するためのものである。言葉には人生を善くも悪くもする力がある。だから言葉は、人生を左右する力のある哲学であり、科学であると言うことがいえる。

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