Q思考 ウォーレン・バーガー

どうすれば、大きなゴルフコースを小さな島に納められる?

1980年代、グランドマイケン島にゴルフコースをつくる。島の幅は約10キロ、長さが35キロほどしかなく、フルサイズのゴルフコースをつくるのには狭すぎる。9ホールのコースを設計し、別々のティーから2回プレーできるように工夫もしたが、スイングを加減することはなかなか難しく、ややもするとボールは海に飛び込んでしまった。

そこで、コースの大きさについて考えるのをやめ、問題を別の角度からとらえることにした。「ボールがそれほど飛ばなかったらどうだろう?」

実際と分析を何度も繰り返した末、飛距離の短いボールを開発した。


つい問題に直面してしまうと、『何とかしたい』『何としても』とますます近眼になってしまう。肩の力を抜いて問題を別の角度から一度見てみると、目の前の壁を乗り越えるアイディアが浮かんでくるから、さっさと実験して出てきた結果に対して、また行動を起こしていく。こんな習慣を身につけたい。

今日も最高な1日を〜。今日もついてるな〜。

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