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いいね裁判

ご存知、いいね裁判、控訴審で逆転判決55万杉田氏に損害賠償請求これは金額が大きすぎないか。

「いいね」と関連付けられた杉田議員の過去の言動

(1)2018年3月頃にインターネット番組「日本の病巣を切る」に出演し、「枕営業大失敗」と記載されたイラストを披露した漫画家らとともに、伊藤さんを揶揄した。

(2)2018年6月28日に放送されたイギリス・BBC放送「Japan’s secret shame」の中で、
「彼女(伊藤さん)の場合は明らかに女としても落ち度がありますよね」「伊藤詩織さんがああいう記者会見を行って、ああいう嘘の主張をしたがためにですね、山口さんや山口さんの家族には、「死ね」とかいうような誹謗中傷のメールとか電話とかが殺到したわけですよ」
などと発言。

(3)2018年6月29日に「もし私が、「仕事が欲しいという目的で妻子ある男性と二人で食事しにいき、大酒を飲んで意識をなくし、介抱してくれた男性のベッドに半裸で潜り込むような事をする女性」の母親だったなら、叱り飛ばします。『そんな女性に育てた覚えはない。恥ずかしい。情けない。もっと自分を大事にしなさい。』と」とツイート。

(4)2018年6月30日に公開された自身のブログで、BBC放送の番組を取り上げ「伊藤詩織氏のこの事件が、それらの理不尽な、被害者に全く落ち度がない強姦事件と同列に並べられていることに女性として怒りを感じます」と投稿。

これらのコメントをみると杉田氏は山口氏の陳述を事実とみ、伊藤氏の発言を嘘とみて、苦言を呈している。

山口氏の発言に信憑性を感じる者にとっては、これが訴訟で指摘されるほどのものかと首をかしげたくなる。

しかし伊藤氏の陳述が事実だという信じる者の視点に立てば、見える風景がまた違う。被害者の主張を揶揄する視点でいいねを押した、嘘と言ったなどはひどいとみえてしまう。

裁判官もまたその視点でみたようだ。

この裁判の争点は「いいね」なので上告するとすれば表現の自由を盾にするほかない。ただ、最高裁がまともに機能するかわからない。

伊藤氏と山口氏の訴訟において、山口氏が加害行為を行ったという認定がなされてしまったがゆえに、その根拠や裁判内容がいかようなものであっても
その影響は否定できないと思われる。

それでも山口氏はやっていないと主張し続けている。
科学的判断、ポリグラフでは山口氏はシロ。
刑事では不起訴であるにも関わらず、裁判によって加害者のレッテルをはられてしまった。

一方伊藤氏。「どんなラベルも纏わずに裸で泳ぐように生きられたらいいのに」と裸で泳ぐというエッセイをまた出されるらしい。ラベルというのはレッテルの事を意味しているらしい。




本当に本当にありがとうございます!全力でインターン頑張ります。次回ニューヨークにいらっしゃる際にお会いできれば嬉しいです。このご恩は一生忘れません!!ありがとうございます!

2014年9月5日 17時13分 伊藤詩織 メール


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