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XENO公国 No.129

0129〜記憶を操れ

マコトは苦しみ悶えていた。皇帝が敗れてしまったことによる呪い一種で、いづれ竜になり他国を撃ち滅ぼす生物兵器としてマコトを呪縛していたのであった。
そうとも知らずにヤギリたちは闘うことになった。
ヤギリがマコトへの結界を解いた!
マコトの手の爪がサキを襲う。
"ああっ!"
サキの腕をかすめていった。軽症ではあったものの、赤く腫れ上がってしまった。
"マコドーっ!こっちだぞーっ!"
ミジェラがスカイハンマーを地面に叩きつけてマコトにダメージを与えた。
"ぐおおーっ!"
マコトは向きを変えてミジェラに襲いかかった。
ミジェラは再びスカイハンマーを地面に叩きつけ結界を敷いた。それは自分でも思いがけない防御でその結界は自分のダメージを相手に与える能力があった。
マコトは思いっきりミジェラに対して咆哮したためにその反動がそのままマコトに当たった!
"ううっ、ミ、ミジェラお前だったのか!お、オレは一体どうしたのだ?"
"よし、準備は整ったよ!そのままマコトを抑え込むんだ!"
そこにミジェラがマコトを抱え込む前にサキが飛び込んできた。
"マコト様!我らは皆、あなた様の味方にございます!お願い!"
"サ、サキ!どけっ!"
マコトは叫んだ。
"いっけーっ!"
ヤギリはありったけのチカラをゼクノライトに注ぎ込んでそれをマコトにぶつけた。
"ぐおおーっ!"
マコトは悶えながらも竜だった姿から人間の姿に戻っていった。
サキはマコトを抱きしめていたので、竜の毒によって身体を青く染めた。そして倒れた。
"あ、頭が割れるようだ!"
マコトは頭を抱え込みそしてそのまま倒れてしまった。

#XENO公国

西野亮廣さんのモノマネみたいに夢が広がってゆけばいいなと信じてやってゆくよ!