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XENO公国 No.63

0063〜第二の皇帝

ゴンゾの周りでマナカ、マヒル、ヤギリが泣いていた。
"おにいちゃん、どうなっちゃうんだろう"
マヒルが言った。
"マコトはゴンゾさんをお兄ちゃんみたいに慕ってたわ。私たちは頼れるお兄ちゃんがいるけど、マコトなりにいっぱいいっぱいだったんだわ"
マナカは想いを口にした。
"マコトくんは行ってしまった。ボクたちがマコトくんを止めるより、ゲン爺さんと一緒にマコトくんを説得しに行かないか?"
ヤギリは言った。
"そうね。ゴンゾさんも最期にそう言ってたから"
マナカは言った。
"まだ二の橋の小屋にいるのかな?"
マヒルは疑問だった。
"ゴンゾさんの弔いが終わったら、ゲン爺さんのところに行きましょう!"
三人は三の橋の住民と共にゴンゾをダンチの墓標と共に弔い、いったんヤギリの家で落ち着こうと向かった。
"ただいま!"
ヤギリが入るとそこにはヤギリの母親とゲン爺が待っていた。

#XENO公国


西野亮廣さんのモノマネみたいに夢が広がってゆけばいいなと信じてやってゆくよ!