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XENO公国 No.119

0119〜踊り場の闘い 

"では、これで思いっきりいけるね"
コジロウは剣を捨てると手を天にかざし雷雲を呼んだ!そして複数のカミナリがアレッサを襲ったのだ!
"コイツ、下位とはいえ英雄加護付きの皇帝なだけあるわね。早めに勝負を決めないともたないわ!"
"やっと分かってきたか!ボクの実力を!今こそマコト様よりいただいた能力でマコトをこえるのだ!はっははは"
コジロウはカミナリを使ってさらにアレッサをおいつめてゆく。
"なんですって!"
アレッサが怒った。そしてカミナリがアレッサに直撃したにもかかわらずダメージがなかった。それどころかカミナリのチカラを金の髪留めに集めている。
"アンタごときがマコト様を越えられるわけないでしょう!あったまきたわ!これでアンタは終わりよ!"
"なぜだ!なぜ最強のカミナリがきいていないんだっ!"
"バカね。しょせんカード頼みだったってことなのよ!えいっ!"
"うわっああっ!"
コジロウにカミナリが落ちてしまい、倒れた。
"ふん。この程度ってことね。さて、ヒカルはいいとして、このおじさんどうしようかな"
アレッサはヒカルを乙女の効果から解放した。
"アレッサすごいね。カミナリに打たれてからどうやって攻撃したの?"
"実はこの髪留めが金のゼクノライトでできているのよ。金は英雄の効果があるから精霊を使ってここに集中させたのよ。ちょっと大変だったけど、マコト様をバカにして頭にきちゃった"
"アレッサは強いよ。確かにマコト様にお会いしたいんだろうなぁ"
"でね。このおじさんをどうしようかなっておもってるのよ"
固まっているダルクは結局闘うことなくアレッサに拘束されたままだったからだ。
"このままでいいんじゃない?また説得してごちゃごちゃするんだったらさ"
"そうね。マコト様のところにいきましょう"
こうして五英傑は付け焼き刃とはいいながらも、全て良いところなく敗北してしまった。

#XENO公国

西野亮廣さんのモノマネみたいに夢が広がってゆけばいいなと信じてやってゆくよ!