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XENO公国 No.124

0124〜戦闘

爆風により飛ばされた皇帝が瓦礫から姿を現すと目の前にはアレッサとヒカルがいた。
"おのれ!卑怯者どもめ!"
皇帝は瓦礫をはねのけて怒鳴っていた。
アレッサはとっさに目の前にいる男が皇帝であると悟った。
"ヒカル!皇帝よ!一気に叩くからね"
"えっ!"
ヒカルはびっくりして立ち尽くした。
"モルガン!あなたを許さない!ケンの敵よ!"
アレッサは言うなり兵士の粉をまき、動きを止めようとした。
"なんだと!貴様、ケンのなんだというのだ?"
皇帝は言った。
"アンタを信じて西国で磷つけにされて殺された私の大切な人よ!"
アレッサも言うが早いか皇帝の粉で槍を創り出し皇帝を襲う。皇帝は動きを止められながもかわし続ける。
"なにを言っているか、分からんな!裏切られたのは余とオーカのほうだ。あやつが余を西国を混乱に陥れたのだ!"
皇帝は我に返り手から炎を出した!
"ヒカル!これ持って!"
アレッサが出したのは紫色のゼクノライトだった。
"あっちっち!"
すんでのところで難を逃がれたもののヒカルの両手は麻痺して使い物にならなくなってしまった。アレッサの出したゼクノライトはすんでのところでヒカルのズボンのポケットに入ったのだ。
"ここは私が食い止めるからヒカルはマコト様のところにいって!"
"逃すものか!そこまでして逃げる理由はなんだ?"
皇帝は手負いのヒカルにさらに追い討ちをかける。炎で行き場をなくさせた!
"あなたの相手はこっちよ!このクズ!"
"なにいっ!この余に向かってクズ呼ばわりとは大きく出たな!最大火力で焼き付けてくれるわ!"
その隙にヒカルは火炎の壁をすり抜けてマコトの方に向かっていった。

#XENO公国

西野亮廣さんのモノマネみたいに夢が広がってゆけばいいなと信じてやってゆくよ!