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BEYOND2023を終えて

株式会社talikiが運営するソーシャルビジネスインパクト『BEYOND2023』が無事終わったためこちらに報告したいと思います。
この日のために3か月間自分の事業プランを構成するプログラム【COM-PJ】についてもお話させてください!


BEYONDとは

BEYONDとは株式会社talikiが運営する社会課題にフォーカスをあてたビックイベントです。その中の一つに社会起業家を目指すU30が自分の事業についてをピッチするという時間があり、そこで私自身も登壇させていただきました。同時に、この日を目標に三か月前から運営の方や同じ参加者の方々と一緒にブレストしたり、進捗状況をし合ったりするCOM-PJの4期としても参画しました!

初めに考えていた事業

元々自分が考えていた事業は、虐待を受けている子どもたちが将来社会的に孤立するという課題に対し、学校現場や施設に多様な価値観をもつ大人とのつながる機会を提供することをソリューションとして考えておりました。そこで、社会的養護施設に学習支援を行ったり、自然ある場所で体験活動を行うワークショップをしたりしました。また、実際に教育委員会の方にヒアリングや起業家の先輩のフィードバック、運営の方との1on1などを通して、一つ気づくことがありました。

途中で気づいたこと

実際にプロトタイプを検証しながら気づいたこと、それは【子どもたちが抱えている課題を解決するには親御さんが抱えている課題も同時に考える必要がある】ということです。子供たちは色々な大人たちと関わっています。その中でも一番近い大人は親であることが考えられる。だとすると親御さんの抱えている課題って何だろう?という問いを再度考え直しリスタートすることになりました。実際にこのことに気づいたのはプログラムが丁度折り返し地点ぐらいのとこでした。そこから再スタートし、親御さんは自分の子供との関わり方に困っているのでは?それが学校に行きたくないということに対してなのか?発達特性がありどんな関わり方をしていけばわからないのか? いくつかの仮説をたて、ヒアリングを始めていきました。その中で共通しているのが、【親御さんたちは子どもとの関わり方に悩んでおり、それをすぐに相談できたり伴走する人がおらずに孤独を抱えている」という課題が見えてきました。
そこで親御さんを1対1で伴走していくことができるような解決策を一旦仮説として考えました。

きつかったこと

教員としての仕事をやりつつ、別軸で自分のやりたいことを進めていくことは非常にきつかったです。平日は毎朝6時には起きて、文献調査やヒアリングの内容をまとめ、課題の解像度をあげたり、土日はzoomやオフラインで親御さんのところに行って話を伺い出来ることをコツコツを行ってきました。しかし、その矢先にコロナになってしまい、精神的も体力的にもしんどい経験をしました。「本当に自分はできるのだろうか?」そんな不安との戦いがここから始まりました。しかし、同期の頑張る姿や1on1で真摯にサポートしてくださる運営の皆さん、助けたいとい思う子どもたちのことを考えると走りづづけるという選択肢をとるという覚悟をもつことができ、プログラム後半戦も立ち向かっていきました。

本番当日

この日を迎えるにあたり、プレゼン資料の再考を何度も行い、たくさんの練習を行ってきました。実際に尊敬する社会起業家の方と約450名の前でのプレゼンは人生初だったのでとてもワクワクしました。発表本番も緊張することはもちろん、最後まで出し切ることができるプレゼンをできました。同時に審査員の方から鋭いフィードバックももらいさらに解像度が高まると同時に、モチベーションも向上しました。賞を受賞することはできず悔しい結果となりましたが、この悔しい気持ちはこれからも大切にもっておきたいと思います。


450名を超える前で初のピッチ、緊張よりもわくわくが大きかったです。
名だたる社会起業家の方々に鋭いフィードバックをいただきました。
最高のメンバーと最高の運営の方と。本当に三カ月間ありがとうございました!

BEYOND2023&COM-PJを終えて

ここまでくるために一人では絶対に成し遂げることができなかったと思います。たくさんの周りの支えがあったからこそやり遂げることができました。本当に自分と関わってくださったみなさんに感謝してます。
これからも『自ら命を絶つ子どもをなくす』をビジョンに突き進んでいきたいと思います。そのためのミッションとして子どものを支える親御さんを支援してきたい。そんな思いでこれからもサービスを構築していきます。
もし、自分の子供のことで悩んでいるというお母さん、お父さん、いらっしゃいましたらいつでもご連絡ください。お待ちしております。


これからも『子どもが自ら命を絶つことがない社会』を目指していきます。

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