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性交渉がしたい理由

僕は猛烈に性交渉がしたい。それはただ性欲の重圧に耐えきれず本能の赴くままに欲望を解放したいというわけではない。

理由は多岐に及ぶのだが、主に二つある。

一つは、18歳にして童貞という称号がとてつもなく惨めに思えて仕方がないのだ。

ふと周りの同級生に目を配ってみれば、彼氏だの昨日の行為がどうだの、否が応でも耳に入ってくる。

女にモテないということは、人間として劣っているということに他ならない。子孫を残すという生物として優先度の高い力が欠けているからだ。

男は本能的に多くの女性との肉体関係を求めている。理由は言わずもがな。

経験人数が多い方が無意識的に羨まれるし、1人の女を愛す男より、多くの女性と関係を持ち雄としての魅力を遺憾なく発揮する男に憧れを持つ。(まぁ文明人として1人の女を愛している男は別のベクトルで尊敬できるしかっこいいと思うのだが)

そんな性環境でフィールドは支配されているにも関わらず、僕はチェリーボーイを拗らせている。

この羞恥心から脱却すべく、今すぐにでも卒業の門出を迎えたい。


もう一方の理由は、人生の面白みに欠けるということだ。

具体的にこの場においての面白みというのを話す。

結論、将来配信者としてある層に自身の過去話を話す際、童貞であることは多大な重荷になることだ。

僕はYouTuber兼配信者になる。そうなった時ファンを手懐け自身のチャンネルに人を引き込むことが必須になるわけだが。

そうなった時視聴者を囲い込む要素として「過去話」というのは大いに役に立つ。

興味のそそる武勇伝を繰り広げることで見る手は自身の人生を面白がり、やがてやすちいチャンネルのいち視聴者として身を連ねる。

その上で、童貞という称号は面白がられる過去話として配信を盛り上げる要因になるだろうか。

否!童貞がどんなに自身の童貞拗らせたエピソードを語ったところで、経験者の大いなる背中が語る美麗な経験談に勝ることはできない。言い訳がましい童貞の戯言など、誰も耳を貸さない。

今のところ僕は、配信者として人気になり得る武器の持ち合わせが少ないただのクズでゴミだ。


以上の理由から、こんなところで燻ってる場合ではなくさっさとセックスしたい。僕には時間がない。だからといって、女子と話すコミュニケーション力もない、詰んでいる。

ではどうやれば経験談として面白くなれるような話組みができるか。ここからは唯一の解決策を語る。

援交だ。

援交しかない、しっかり付き合い愛を育んだ情熱的なセックスをするのは諦めた。金を払ってかちこむ、これしかないのだ。

援交は童貞である称号を金という合理的手段で簡単に捨て去る画期的な方法であり、「初体験が18高3、しかも援交」という捻くれた過去談を同時に手に入れることができる。

果たして援交で童貞を捨てた話で過去談が盛り上がるかは不明なのだが、童貞という「0」の力を援交という未知数の「?」に錬金できるなら儲けもんだ。


人肌という新しい世界に触れることで自身の思考の幅も広がるだろう。良いとこづくしだな援交。

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↓YouTubeやってるので見て欲しい!

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