アルゴリズムによる分断とファクトを軽視する日本人

こ最近の話題はめっきり〇〇〇ン一色です。

お客さんをはじめ、都度都度世の中の現状確認と打つか打たないかの話になります。
情報ソースの正誤判断が限りなく難しくなっている今、改めてリテラシーをあげていく必要があるのではないかと思います。

津波に、流石にこの黒ぐを読んでる方々はテレビの情報を鵜呑みにするなんてことないと思いますが、こちらをどうぞ。

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もはやグラフの概念どこいったって感じのパネル。
受動的に受け取るメディアはなんとなくを刷り込むのが目的で、
もはや正確な情報を伝える媒体ではありません。

ちなみに、コメンテーターが自分の意見を言うスタイルは日本特有だそうで、
アメリカではファクトをただ提示し、あとは視聴者の判断と言うスタンスを取ります。
ドイツもイタリアもインドも、テレビで観た時は一人または二人でした。

ちなみにエスニックジョークはご存知でしょうか?

世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。
しかし、乗客の数に比べ脱出ボートの数は足りません。
よって、その船の船長は乗客を海に飛び込ませようとするのですが、
飛び込んでもらうため国によって掛け声を変えます。

アメリカ人には
「飛び込めばヒーローになれますよ!!」

ロシア人には
「海にウォッカのビンが流れていますよ!!」

イタリア人には
「海で美女が泳いでいますよ!!」

フランス人には
「決して海には飛び込まないで下さい!!」

イギリス人には
「紳士はこういう時に海に飛び込むものです!!」

ドイツ人には
「規則ですので海に飛び込んでください!!」

中国人には
「おいしい食材(魚)が泳いでますよ!!」

日本人には
「みなさんはもう飛び込みましたよ!!」

そんな皮肉の効いたジョークなんですが、まさにという感じですね。
他が自己顕示欲、物欲、プライドが原動力になっている中
日本は周囲の出方が基準になっています。

この気質を持った日本における民主主義はかなりリスキーです。
民主主義では、多数の意見が尊重される傾向があります。

しかし、今回のこの出来事で多くの人が気づいたと思います。
世の中の大半は周囲の出方を基準としている事。

そして、多くの人が
ファクトよりも感覚というなんとなくを
重要視していること

ファクトに基づいた判断が出来る人間はマイノリティです。
80:20というパレットの法則があります。

マジョリティである80%は、基本的に強力な認知バイアスに囚われています。
バイアスとは、思い込みです。

思い込みがマジョリティな中、
民主主義で動いているのが今の日本です。

民主主義ってなんとなくいいものだと思ってる人が多いと思います。
それがバイアスです。

令和になってからの出来事は、教科書どれだけ厚くなるのってレベルで色々なことが起きてますが、
起こるべくして起きていることを「考えながら生きていく」
これが何より大切です。

陰謀論ととる人もいるかもしれませんが、シンプルにシステムエラーです。
壮大なボタンの掛け違いのしっぺ返しが今歪みとして生じているのだと思います。

昨今のオンライン化がそれをより強くしました。
オンライン化+アルゴリズムはもはや兵器と呼べるでしょう。

白と黒があるとして、
白の情報が正しいと思った人のアルゴリズムは真っ白に染まります。
一方で、黒の情報が正しいと思った人のアルゴリズムは真っ黒に染まります。

ファクトよりも感覚というなんとなくを
重要視している80%は
真逆の意見を目にしたらこう考えるでしょう。
「世を乱す不届き者め」と。

これが黒にも白にも80%いる。そんな現状が日本です。
真実は限りなくグレーです。

前回も書きましたが、みんな大好き
「Don't think! Feel. 」
は破滅の道です。

後に続く
「It is like a finger pointing away to the moon.Don’t concentrate on the finger, or you will miss all that heavenly glory.」
もセットで感じてくださいね。

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