【リアル・パートナーズ】「入塾30名・退塾20名」から「入塾15名・退塾5名」の時代へ
┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.804◇◆━━━━━┓
『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2024.06.21~
当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。
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【ご質問・ご要望も大募集中!】
「こんなテーマで書いてほしい」「こんなときどうすれば?」という
ご要望やご質問もお待ちしております。
お寄せいただいたご質問には、
メルマガ内で可能な限りお答えしてまいります!
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【以前の記事はこちらから】
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【目次】
◇お知らせ
◆まえがき 『警報発令時の対応を再度チェック』
◆今回のテーマ 『「入塾30名・退塾20名」から「入塾15名・退塾5名」の時代へ』
◆あとがき 『7月2日開催リアパーカップ、1名限定で参加者募集!』
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◇お知らせ(1)<AI活用法の勉強会で、未来の自塾モデルを確立しよう>
先日の当メルマガで、
「とりあえずでも生成AI(ChatGPT)に触れていきましょう!」
というテーマでお届けしたところです。
【教育業界を変える!?ChatGPTに触れる習慣を(Vol.801)】
https://r-partners.jp/1150/
そんな折、私にとっては前職の社長でもあり、師匠でもあり、メンターでもある
個別指導の父・多田昭寛先生から、こんなご案内が届きました!
=====
私は、少子化・人件費高騰・諸物価高騰・社員講師の採用難等で利益構造が悪化する中、
それに対処すると同時に、GIGAスクール構想による学校の変化、
入試傾向の変化に対応する新たな学習塾のビジネスモデル構築が不可欠と考え、
そのビジネスモデルを作り出そうと努力を続けてきました。
しかし、Chat GPTの登場でAIを取り入れざるを得ないと考えましたが、
その進化のスピードが速くついて行くのが精いっぱいで、
AIを取り込んだビジネスモデルの構築は一人では到底無理だと分かりました。
このAIの進化のスピードに対応できるスピードで学習塾のビジネスモデルを構築するには、
多くの塾が知恵を出し合って協力していくしかないと考え、
「学習塾AI活用研究会」を立ち上げることにしました。
【学習塾AI活用研究会(主催:多田昭寛)】
http://swing-jyuku.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/9432d1905035fc3f1513a1efc77a4511.pdf
この研究会の参加費は無料で、出欠も自由です。
多くの方に集まっていただき、AI活用のアイデアを共有していきたいと思います。
また、「学習塾AI活用研究会」で集めたアイデアをもとに、
皆様の塾の新時代授業モデルを構築していくことを目的として、
スイングアカデミー藤野雄太先生が主催している「次世代教育研究会」と
共同で開催することにしました。
「学習塾AI活用研究会」で共有されたアイデアを、
具体的に各学習塾の指導にカスタマイズしていくのが「次世代教育研究会」です。
こちらは有料講座になりますが、超実践的な講座です。
一例として、「次世代教育研究会」は、授業の導入に動画を活用し、
質問対応にAIを活用することで授業中の先生の指導時間を短縮し、
利益率の高い授業モデルを構築していきます。
詳細は下記URLをお読みください。
【次世代教育研究会(主催:スイングアカデミー藤野雄太先生)
http://swing-jyuku.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/da62369b437e46f92b6209e911fda3b7-1.pdf
=====
また、共催者としてお名前があがっていたスイングアカデミー・藤野雄太先生とは、
私も10年以上のお付き合いで、勉強法などを学ばせていただいています。
そして飲み友です(笑)。とても素敵な先生ですよ!
ちなみに!
この勉強会の案内はPR案件ではありません。
藤野先生から紹介料をもらうこともありませんし、
そもそも多田先生はこの配信をご存知ありません。
私が「いいな」と思ったものをおすすめしているだけですので、ご安心ください!
どちらか一方の研究会の参加でももちろん大丈夫ですし、
やる気に満ち溢れている方は、両研究会の参加も大歓迎です!
特に多田先生の研究会は「無料」となっておりますので、お気軽にお申し込みください。
私ももちろん参加します!
日程などの詳細は下記をご確認ください。
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<学習塾AI活用研究会(主催:多田先生)>
■詳 細 : http://swing-jyuku.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/9432d1905035fc3f1513a1efc77a4511.pdf
■主 催 : 多田昭寛先生(個別指導の父)
■開催日程 : 2024年:7月2日(火)・9月3日(火)・10月1日(火)・11月5日(火)
2025年:1月14日(火)・2月4日(火)・4月8日(火)・5月13日(火)・
6月3日(火) 全9回
■開催時間 : 13:30〜15:00 ※当日参加できない場合、アーカイブ配信あり
■参加方法 : Zoomを使ったオンライン
■参加費用 : 無料
■申 込 : https://beast-ex.jp/fx3926/tada
【講師紹介】
多田 昭寛先生
個別教育ゴールフリー創設し、代表取締役、成基学園専務取締役などを歴任。
個別指導だけでなく、成基グループのすべての運営を統括する。
成基グループを退職後、21年にわたり関西を中心に九州から関東までの
中堅・大手塾の学習塾顧問を続ける。
16年にわたって個人塾の勉強会を開催、個人塾の運営にも精通している。
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<次世代教育研究会(主催:藤野先生)>
■詳 細 : http://swing-jyuku.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/f794108b7c9ae9ee69b52cccff17a30c.pdf
■主 催 : 藤野雄太先生(スイングアカデミー)
■開催日程 : 2024年:7月9日(火)・9月10日(火)・10月6日(日)・11月12日(火)・
1月26日(日)・2月11日(火)・4月15日(火)・5月25日(日)・
6月10日(火) 全9回
※10/6(日)、1/26(日)、5/25(日)は対面開催(オンラインでも参加可)
■開催時間 : 13:30〜15:00(対面開催日は13:00〜18:00)
※当日参加できない場合、アーカイブ配信あり
■参加方法 : Zoomを使ったオンライン(対面開催日は会員の教室で実施)
■参加費用 : 80,000円(全9回) ※単発参加の場合は1回15,000円
■申 込 : https://beast-ex.jp/fx3926/fujino
【講師紹介】
藤野 雄太先生
日本一勉強のやる気に火をつける塾・スイングアカデミー代表。
ベストセラー『勉強しなさいと言わずに成績が上がる!すごい学習メソッド』(永岡書店)著者
NHK「あさイチ」、TBS「Nスタ」、日テレ「news zero」など、20回以上のテレビ取材を受ける。
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◆まえがき<警報発令時の対応を再度チェック>
こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。
一昨日の午前中、関西地方ではめちゃくちゃ雨が降り続いていました。
しかし、午後からはそれが嘘のような晴天に。
娘は大雨警報が出て学校が休みになることを祈っていましたが、
それも実らず大雨のなか登校していきました(笑)。
あなたの教室では、警報発令時の対応は明確に設定しておられますか?
大手塾さんはきちんとしたルールがありますが、
個人塾になるほど曖昧だったりルーズになったりしがちです。
明確なルールを作成するとともに、
保護者さんや生徒さんも把握できるように周知徹底しておきましょう。
災害発生時の緊急避難場所なども決めておくのがベストです!
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◆今回のテーマ<「入塾30名・退塾20名」から「入塾15名・退塾5名」の時代へ >
先日、個別指導塾を50教室ほど展開されている代表とお話しする機会がありました。
増収・増益し続けておられる、とても元気な塾さんです。
特に理念が素晴らしく、ここまで大きくなられたのはその理念の影響も大きいと思います。
本当にすごいです!
さて、代表がお話しされていた中で、とても印象的なワードがありました。
「生徒数が伸び続けているけれど、昔は入塾も多かったぶん、
退塾が多少出てもカバーできた。
ただ、少子化などの影響もあり、年間の入塾数は年々減ってきている。
うちは全社あげて退塾数を減らす取り組みをしていたこともあって、
入塾数が減っている以上に退塾数が減っているのでトータルで生徒数は増えている」。
いやー、素晴らしい取り組みですよね。
理想的な教室運営です。
生徒数が10名増えるとしても、
「入塾30名・退塾20名」と「入塾15名・退塾5名」では、まったく質が異なります。
後者のほうが圧倒的に教室の質も高いですし、業務効率も良くなり、
現場の教室長や社員、講師スタッフも働きやすくなるはずです。
少子化の波は止まりませんし、
後者の形をとれる塾が10年・20年先も残っていくことができるのではないでしょうか。
前者の意識のままでは、5年、いや下手をすると3年も持たない可能性だってあります。
そこで今回は、入塾と退塾のバランスについて一緒に考えてみませんか?
まずは退塾についてです。
教室の規模にもよりますが、個別指導塾で年間20名も退塾が出ているようでは、
中身に問題があるといわざるを得ません。
社員や講師の行動や人間性など、何かがおかしいと考えた方がいいです。
そういう教室は、悪評が広まり少子化の影響以上に入塾も減り、
退塾も増えるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
では、どのくらいの退塾数であれば許容範囲なのでしょうか。
何度か当メルマガでもお伝えしておりますが、
私が目安にしているシンプルな計算法があるのでぜひ参考になさってください。
まず、受験学年(中3、高3)をのぞいた
昨年度のMAX生徒数と年間退会数を出してください。
この「年間退会数÷MAX生徒数」から出てきた数値が「退会係数」です。
私が基準としている目安は以下の通りです。
~~~~~
・退会係数0~0.05・・・内部充実がきちんとできている塾
・退会係数0.05~0.08・・・内部充実がまあまあな塾
・退会係数0.08~0.12・・・内部充実が甘い塾
・退会係数0.12以上・・・内部充実ができてない塾
~~~~~
仮にMAX生徒数60名で退会数が6名だったら、退会係数は6÷60=0.1。
9名だったら、9÷60=0.15となります。
共に退塾数が多すぎるという評価です。
MAX生徒数が60名であれば、
年間の退会数は2~3名(大会係数0.03~0.05)に抑えるのが基本ラインかなと思いますね。
もちろん退会数は0名を目指すのが教室長の責務でもありますが、
みなさんの教室では退会係数いかがでしたか。
また退塾は、教室運営の通知表とも言えます。
退塾をゼロに近づけるほど、通知表の数値も高いということですね。
退塾数の少なさを人事評価の基準にしている塾長さんは、
退塾をしっかり抑えることの重要性をわかっておられるなと思います。
なお、特に直接的なトラブルがあったのでないかぎり、
先月や今月(直近)に出てしまった退塾の原因は、
半年前の行動に問題があったと考えると良いでしょう。
退塾も、数ヶ月にわたる不満の積み重ねや熟慮の上で我慢できなくなり、
「(やっぱり)今月で辞めます」となるケースが多いです。
もし今退塾が続いている場合は、
半年前の自身の行動や教室の状況などを振り返ってみてください。
必ず原因があるはずです。
「学生講師が辞めて社員が授業に入らざるを得なくなり、生徒さんとの関係が希薄になった」
「定期的な面談や電話連絡など、やるべきことを怠った」
「学生講師の採用がうまく行かず、質の悪い大学生を採用せざるを得なかった」
など、心当たりが見つかるのではないかと思います。
ちなみに退塾係数のメルマガ記事は先述の代表も読んでくださっていたようで
「かなり参考にさせてもらいましたよー。おかげで退塾がめちゃ減りました」
と言っていただけて、私もテンションが上がりました(笑)。
続いて入塾です。
例えば今、年間で30名もの入塾がある場合でも、
基本的には右肩下がりの未来が待っていると思います。
ご存知の方も多いと思いますが、2013年の出生数は103万人で、2023年は76万人です。
10年で25%も減ったという事実を受け止めなければいけません。
これからの未来も同様、いや今まで以上に出生数が減っていく中で、
その前提の上でどう塾運営をしていくか考えていく必要があります。
だからなおのこと、入塾を増やす以上に退塾を減らす意識が大切なのです。
もちろん、入塾数は重要ではないという意味ではありませんし、
内部充実を高めまくって紹介などを増やすなど、入塾数増加に対する努力は必要です。
「少子化なので、入塾数が減っても仕方ありません」と
努力もせずに言っているようではダメですよ!
大事なのは、退塾を減らす取り組みをすれば、
入塾が減ったとしても結果として生徒数は増えるということです。
入塾が減るということは、新規面談や体験授業などを行う回数が減るということでもあります。
そうなれば、塾長や教室長はその余剰時間を今いる生徒さんへの対応に使えるはずです。
保護者さんに連絡したり、生徒さんと1on1の面談をしたりと、
内部充実度を上げるチャンスなのです!
これを実施することで、さらに内部充実が高まり退塾も減るという好スパイラルが生まれます。
「(生徒さんを)たくさん入れないといけない」という追い込まれた気持ちをなくせますし、
入塾に関連する業務も軽減できるはず。
きっと、塾長や社員さんのモチベーションアップへとつながるでしょう。
昔は「退塾がたくさんあっても、それ以上に入塾すればいい」
みたいな風潮も正直あったと思います。
しかしその考えは、これからは絶対に通用しません。
そもそも、そんなふうに生徒さんを使い捨ての数字のように見ること自体が、
極めて不健全で失礼な発想であると認識すべきです。
ましてや子どもの数が減っている現代、
もし、近隣に退塾をゼロにする(目の前の生徒さんを大切にする)ことに
全力を注いでいるような塾さんがあれば、
生徒さんはそちらに流れて入塾も一気に止まり、とどめを刺されることになるでしょう。
繰り返しになりますが、退塾を減らす努力をすることで、入塾が減ったとしても対応できます。
私は20年ぐらい前から、「退塾をなくせば生徒数は増える」と言い続けてきましたが、
これが今後の塾運営のトレンドになると強く確信しています。
退塾を減らす取り組みを各教室で考え、実施していきましょう!
【今回のまとめ】
・「増やす」よりも「減らない」教室運営を
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◆あとがき<7月2日開催リアパーカップ、1名限定で参加者募集!>
7月2日(火)に弊社主催の恒例ゴルフコンペ「リアパーカップ」を開催いたします!
年1〜2回の開催で、今回でなんと9回目。
定期開催することができているのは、やはり参加くださっているみなさんのおかげ!
本当にありがとうございます!
さて、今回のリアパーカップですが、現在19名の参加が決まっており、
あと1名のご参加が可能です!
「我こそは」という先生がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
中国自動車道・吉川(よかわ)インター近くのゴルフ場です。
素敵なメンバーばかりですので、横のつながりもできて楽しいと思います。
ゴルフ好きの先生がいらっしゃいましたらご検討くださいー!
<第9回リアパーカップ 詳細>
【日程】 7月2日(火)
【集合時間】 7:00マスター室前集合
【ゴルフ場】 中国自動車道・吉川インターから車で5分のゴルフ場
【費用】 10,280円(税込)+コンペ代3,000円
※昼食付き
※ラウンド後ケーキセット(ドリンク付)付き
※コンペ特典でアイス食べ放題です
いつか関東でもリアパーカップを開催したいと思いますので、
関東地方にお住まいの先生方、その際はぜひご参加くださいませー!
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【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司
◇今回の「目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾」はいかがでしたでしょうか?
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