【リアル・パートナーズ】保護者さんへ自塾の想いを伝える


┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.445◇◆━━━━━┓

『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日発行
〜2020.05.13〜

当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私たちの考える「地域ナンバーワン」とは、
ズバリ「生徒数が一番多い塾」「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私たちの願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。

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【目次】

◇お知らせ
◇まえがき     『コロナがあってもなくても』
◇今回のテーマ  『保護者さんへ自塾の想いを伝える』
◇あとがき     『そろそろ休暇も大切に』


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◆お知らせ(1)

私の師・多田昭寛先生と「関西学習塾勉強会」を立ち上げておられる
谷圭祐先生から、このコロナ不況を乗り切る「オンラインスクール」について
無料Zoomセミナー開催のお知らせです。

弊塾で実施している「フォレストスクール」も、
このオンラインスクールにあたります。

ぜひご参加ください!


<個人塾の経営危機を救う「3つの方法」セミナー>
〜オンラインスクールと補助金・助成金が個人塾を元気にする~

みなさん、こんにちは。
関西個別指導研究会代表の谷圭祐と申します。

学校が閉鎖されてすでに2ヶ月以上がたちます。
この間、一度閉鎖していた塾をオンラインで再開された先生もいらっしゃると思います。

しかし、完全な再開までは、まだ1ヶ月近くあります。
実際に1ヶ月で再開できるかどうかもわかりません。

経営的には厳しい状況を改善するために、オンライン授業も一つの方法ですが、
これはどこの塾でも考えることです。
オンライン授業も上手くやっていかないと、品質が下がります。


今、子ども達は学校の授業がない状態をすでに2ヶ月以上も経験しています。
これは、子ども達の多くが望まない、たいへんな出来事です。

子ども達の生活リズムは乱れ、外出できないこともあり、
心身ともに健康な状態を保つことさえも厳しい状態が続いています。

そこで、塾が学校の代わりをすることで、
この状態から子ども達を少しでも元気にすることができ、
塾の経営危機からも脱することができる方法なのです。

それがオンラインスクールなのです。そのことをセミナーでご説明いたします。


すでに資金繰りや経営状態が厳しい先生もいらっしゃると思います。
塾経営の危機を乗り越えるために、
補助金・助成金・緊急融資などについても、
併せて詳しくお話しさせていただきます。

(講師)
谷圭祐(関西個別指導研究会 代表)
大手進学塾、大手予備校で講師を務める。
多田昭寛先生の個別指導のゴールフリーで不登校教室を担当。
フリースクール「パーソナルアカデミー」と「進学塾TMC池田」を経営する。
2018年より多田昭寛先生と共に関西学習塾勉強会を立ち上げ、現在に至る。
塾講師35年、不登校生指導30年。


木下真吾(行政書士)
大学時代、個別指導のゴールフリー三条教室にて、多田昭寛先生、岡田有司先生の元で学生講師として勤務する。
平成18年に行政書士試験合格。
平成26年行政書士登録をし、草津市に個人事務所開設。
お客様の暮らしの中での面倒なこと、不安なことの解消にお役に立てるよう、
相続・遺言・成年後見などいわゆる終活に関する業務を中心に、活動を展開中。


(日時)
5月17日(日)19時~20時30分

(開催方法)
オンライン開催(Zoomを用いて実施)
※ミーティングIDとパスワードはお申し込みいただいた方にお知らせいたします。

(参加費用)
無料

(定員)
15名

(申込)
https://maroon-ex.jp/fx44870/LsNlmn


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◆まえがき <コロナがあってもなくても>

こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。

弊塾の地元・宝塚市は、5月31日まで学校休校が決まっています。

ここまで「学校が休み」であることが日常化してしまったせいでしょうか、
3週間後には学校が始まっていると思うと、なんだか不思議な気分です。

嬉しいようなちょっと寂しいような、
いつもの夏休みの、お盆を超えたあたりの気持ちに近いです。

生徒さんの多くも、6月からの再開を楽しみにしているようです。

ふだんあれだけ「学校行くのめんどくさいなあ」とこぼしていても、
やはり「来てはいけない」と言われると、そのありがたみがよく分かるんでしょうね。


ただ、場合によっては再び休校の可能性もあります。

まだ予断を許しませんし、これからどんな状況になるかは正直分かりません。

ですから、どの状況になっても対応できる準備をしておきたいと思います。


今回のコロナ禍において、いろいろなお考えのもと、
結果としてオンライン指導を試されなかった先生もいらっしゃるでしょう。

それはひとつの経営判断ですので無理強いはできないのですが、
コロナに限らず、何らかの問題でいつか再び休校になるような
事態が来ないとも限りません。

今いちど、オンラインをご検討なさってみるのも良いかもしれませんよ。


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◆今回のテーマ<保護者さんへ自塾の想いを伝える>

何度か当メルマガでもお伝えしておりますが、
弊塾ではZoomによるオンライン指導やオンライン自習室に加え、
学校を模した時間割で進めるオンライン授業サービス
「フォレストスクール」を提供しています。

社員・講師たちの協力のおかげで無事に運営することができ、
あっという間に導入から1ヶ月がたちました。

だいぶ、この体制が日常化してきた感があります。


ただ、みなさんもそうかもしれませんが、オンラインを始める前後の2週間は、
2度と経験したくない地獄の日々でした(笑)。

準備と導入で超バタバタ、おまけに分からないことだらけ。
これでいいのか確証もないし、予期せぬ新たな課題もどんどん見つかります。

まあ、あの期間があって今の体制が整っているので、
頑張っておいて本当に良かったです。


一方で、地元の小中学校や兵庫県立高校は、
ここ2ヶ月以上も休校が続いています。

3月はまだ登校日や制限がありながらも多少の部活動もありましたが、
4月に入ってからは学校も一切行かず、部活も禁止、
自粛要請で外も出歩けない生活を送っているのが生徒たちです。

生活のリズムを整えて、学校が再開後、
スムーズに新生活を始めてもらえるよう始めたのが
オンライン指導や「フォレストスクール」でした。


昼間で寝ている、毎日ゲームをするか、ゴロゴロするばかり……

こんな生活パターンが約3ヶ月間も続いては、
学校が再開後の生活に順応できなくなる可能性だってあります。

できるだけ以前と変わらない規則正しい生活を送ってもらい、
社員や講師とのコミュニケーションを通じて、
人とのつながりを持ってもらいたかったのです。


そこで今回、保護者さんに向けて、
GW期間中に下記のメッセージを配信いたしました。

前半はスクールの延長の内容ですが、
私が特に伝えたかったのが後半部分です。


主な目的としては、二つありました。

一つは、保護者のみなさんに自塾の考えや思いを明確に伝えること、
もう一つは、休校期間中にご家庭での会話を増やしてほしかったことです。

(原文ママ)
〜〜〜〜〜
フォレスト生 保護者各位

お世話になっております。個別教育フォレストの安多と申します。
いつもありがとうございます。

本日は、フォレストスクールとオンライン自習室、
オンライン授業の継続につきましてお知らせいたします。

宝塚市の小・中学校、および兵庫県立学校の5月31日(日)までの休校に伴い、
平日の9:30~14:45で実施中の「フォレストスクール」も
5月29日(金)まで継続いたします。

また、オンライン自習室・オンライン授業も5月31日(日)まで継続いたします。

上記実施中、保護者さまにご協力やサポートをお願いすることになりますが、
引き続きよろしくお願いいたします。


さて、今回のコロナウイルス騒動で、私たち大人も試されていると感じています。

私は危機感を持ちつつも、
「色々と工夫し考え抜けば、確実に乗り越えられる」と思っています。

「様々なトラブルに遭遇した時、どうしたら切り抜けることができるのか。

それを考えて実行するために、大人たちも勉強し続けている」という話を、
朝礼などでお伝えしております。

また、「国が悪い」「マスクを仕入れられないお店が悪い」などと
他者を責め立てたり、病院で看護師の方や受付の方に
当たり散らしたりしている人たちがいると聞きます。

こういった方々は、もちろん様々な事情を抱えているのでしょうが、
一方でこれまでの人生で自ら考え努力して、
困難を克服する経験が足りなかった人もいると考えられるのではないでしょうか。

「自分が努力していないことは棚に上げて、全て周りのせいにしている」

そんなカッコ悪い大人にならないために、お子さまには努力し続ける大切さと、
全ての地盤となる学力や考える力をつけていただきたいと思っております。


そして、今回の長期休校は、親子の会話を増やすいい機会です。

お父さま・お母さまが考えておられる「今の日本の状況やその未来」について、
ぜひ話し合っていただければ幸いです。

お子さまに家事を1日中手伝ってもらうというのも、
親のありがたみを感じるとてもいい経験になります。

「誰かが当たり前にやってくれる」ことを自分がすることによって、
その当たり前のことに感謝できるようになります。
(恥ずかしながら、私自身は、両親に感謝できるようになったのが
社会人になってからでした)


繰り返しになりますが、フォレストに通塾していただいているお子さまには、
学習や日々の生活を通じて「生き抜ける力」をつけていただきたいと考えております。

そのためにも、生活習慣を整え、学び続けることが必要不可欠です。

弊塾としましても、未来あるお子さまのお役に立てますよう、
できる限りのサポートをしてまいります。

引き続きよろしくお願いいたします。

個別教育フォレスト 安多
〜〜〜〜〜


普段の私は、保護者さんに向けて
あまりこうした大仰なメッセージを発信することはありません。

きっかけは、facebookで知人の先生が、保護者さんに向けて
非常にメッセージ性の強い内容をアップされており、とても共感したからです。

「私も何か伝えねば!」と書いたんです。
(H先生、素敵な気づきをありがとうございました)。


学校の休校期間は、弊塾が大切にしている
「考える力を身につけて、生き抜く力をつける」ことを実践するには
うってつけの期間だと思っています。

塾としては、勉強できるフレームをしっかり作っておき、あとは生徒さんが
自分で「何をするか」「何をしないといけないか」などを考える……

本来の理想の姿である「主体的に学ぶ姿勢」を引き出す環境です。


もちろん、実際にオンライン対応を実施してみて、反省する点も多々あります。

例えば「先生、次は何やったらいいですか?」と聞いてくる生徒さんが
多く出てきたことがそうです。

あれやこれやとこちらが提供しすぎ(お膳立てしすぎ)たのかもしれませんし、
オンラインのコミュニケーションや指導上の特性かもしれません。

もしかしたら、私たちが気付けずにいただけで、
以前からそうだったのかもしれません。

考える力を身につけると言っているのに、
結果として受け身な姿勢を作ってしまっていました。

これからは「そうだね、何ができる?」「何をしたらいいと思う?」
と問いかけ、考えてもらうアプローチをしたいと思います。

閑話休題、ここまで休校期間が長くなると、
ほとんどの子どもは本人の力だけで自立して生活することは難しいと考えます。

だからこそ、私たち塾が頑張らなくてはいけないのですが、
塾だけでやれることにも限界があります。

教育に携わることに誇りを持つのは大事ですが、
思い上がりは良くないと思います。

変な言い方ですが、私たちはしょせん塾なのです。

やはりそこは、保護者さんの力を借りることが欠かせません。

普段なかなか会話がない親子も話すきっかけになるでしょうし、
家の手伝いを行い、親のありがたみを感じる機会にしてほしいと思っています。

表面的には文章にしていませんが、
「子どもたちのカバーは保護者さんの役目ですよ」と伝えたつもります。


「ちょっと強めの内容だから、大丈夫かな〜」とちょっとドキドキしていたら、
配信後2〜3時間内で5件も返信をいただきました。


(一部抜粋)
〜〜〜
安多先生、ありがとうございます。

大人になっても考え続けること、本当に大事ですよね。

私個人的にはコロナの件では何も仕事が変わらず
ほぼ日常通りの生活ですが、
◯◯(※お子さんの名前)などはかなりの変化ある生活です。

最初1ヶ月は本当にだらだらするだけでしたが、
1ヶ月過ぎた頃から、少し料理や皿洗いを手伝わせています。

本人はかなり文句を言いながらですが。

親には反発するため、伝えたいこと、教えたいことがあっても、
なかなか思うようにはならない時があります。

自分が親なので人に頼ってばかりではいけないのですが。

先生がそのように接して下さっていることを大変心強く思います。

○○にもよく言うのですが、この休み中の過ごし方で
子ども達には大きな「差」が出るのではないでしょうか。

最初の1ヶ月の過ごし方では完全負け組の◯◯でしたが、
今お陰様で昼夜逆転になってないだけでも有り難く思います。

うちはいくら厳しくしてもらっても大丈夫ですので(笑)、
今後ともよろしくお願いいたします。

〜〜〜

ご連絡、ありがとうございます。
安多先生のお話、本当に心に響きます。

まさかこんな日がくるなんて…正直そう思いますが、我が家はまず、
◯◯が学校と同じリズムで過ごさせて頂いていることで、
このGWも◯◯だけではなく、私達家族も規則正しい生活を送ることができています。

自宅にいよう!という非日常はあるものの、
家族で今日は何する!?と仕事してるとなかなか一緒に出来ないお料理を
◯◯と一緒にしたりして楽しんでいます。
         
◯◯はフォレストスクールで安多先生がこんな話をしてたよ、
といつも教えてくれます。

そこで、うんうん、そうだよね~と今の社会状況の話を家族ですることも増え、
本当にこれって今だから出来ること、この時間って大切だなって思います。

そして、何より学びを止めずに日々を大切に過ごせてることは、
本当に生きる力に繋がっていると思います。

この機会は家族だけではつくれません。
本当にフォレスト塾さんに通わせて頂いてることに感謝の気持ちでいっぱいです。

〜〜〜
いつもお世話になっております。

フォレストでオンライン授業をありがとうございます。

オンライン授業を始める時は大変な苦労をされたと思います。
子供達はオンラインで先生と会話をしたりしているので
孤独感を感じにくくなっていると思います。

勉強面でもとても助かっております。
先生達も体調に気を付けて下さい。これからも宜しくお願いします。

~~~


すべてのご家庭には伝わらないかもしれませんが、
自身の想いに共感してくださる保護者さんがいてくださることが
本当に嬉しかったですし、また頑張るパワーをいただきました。

コロナ騒動、未曾有のできごとではありますが、
だからこそその中で人間は変わることもできるはずです。

子どもたちだけでなく、我々大人にとっても
成長する機会となっているのではないでしょうか。


【今回のまとめ】
・自塾や自身の想いを保護者さんに伝えることは大切
・コロナ騒動の中で、大人も子ども成長するチャンス!


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◆あとがき <そろそろ休暇も大切に>

コロナ騒動により、今年のGWは土日も含め全日開校という対応をしました。

開塾12年目にして初の試みです。
結果的には、生徒さんの生活リズムが崩れなかったので、やって良かったです。


一方で、個人としてはやはりGW休暇を楽しみにしていた部分もあります。

例年どおりであればこの時期が一番ゆっくり休めますし、
1年でいちばん楽しみにしているのがGWだと言っても過言ではありません。

特に教室長は、失意に打ちひしがれています。

それはそうですよね。だってにんげんだもの、ってやつです(笑)。


ただ私たちも、危機感と充実感が混在した変なテンションで
この3〜5月を過ごしてきたので、6月は少しだけゆっくりさせてもらうつもりです。

さすがにGWのような大型連休とはいきませんが、
どこかのタイミングで休暇を取って英気を養いたいと思います。


しっかり気持ちよく休むためにも、まずは約3週間!
残りの学校休校期間を乗り切ります!


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株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~

〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東3-10-1-1F
【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司

◇今回の「目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾」はいかがでしたでしょうか?
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