【リアル・パートナーズ】惰性や甘えにご注意!

┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.616◇◆━━━━━┓

『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
〜2022.08.26〜

当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私たちの考える「地域ナンバーワン」とは、
ズバリ「生徒数が一番多い塾」「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私たちの願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


【ご質問・ご要望も大募集中!】

◇「こんなテーマで書いてほしい」「こんなときどうすれば?」という
ご要望やご質問もお待ちしております。
お寄せいただいたご質問には、
メルマガ内で可能な限りお答えしてまいります!
→ yasuta.rp@gmail.com


【以前の記事はこちらから】
https://note.com/yasuta_rp


【目次】
◇まえがき     『教材セットを自宅へ届ける係』
◇今回のテーマ  『惰性や甘えにご注意!』
◇あとがき     『来週から通常モードに』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆まえがき<教材セットを自宅へ届ける係>

こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。

弊塾地元・宝塚市でも例外なく、コロナが蔓延が止まりません。

弊塾生も感染したり、家族が感染して濃厚接触者となったりで、
急に通塾できなくなるケースが目立ちます。


ただ普通なら「10日間、家でゆっくりしててね」でいいのですが、
受験生はそんなに休んでいたら大変です。

症状が出ている場合はともかく、体調さえ回復しているのなら、
途切れることなく勉強を続けてもらわなければいけません。


弊塾では、高3向けに個人専用の机を用意していますので、
各生徒さん用の教材やiPadなど一式がそこに常備されています。

しかし、通塾できないのであればなんとかしなくてはいけません。

そこで弊塾では、高3受験生がコロナで通塾できなくなった場合、
そうしたグッズ一式を段ボールに詰め、自宅へ運ぶようにしています。

体調が良くなりしだい、自宅からオンライン参加してもらえるようにするためです。


思えばこの2~3ヶ月で10件は、生徒さんの自宅にグッズを運んだ気がします。
まさに運び屋(笑)。


その気さえあれば、どんな状況であろうと、どんな場所であろうと勉強はできます。
残念ながら、受験本番で情状酌量してもらえるわけではないですからね。

生徒さんも大変なのは分かっていますが、
できる手はすべて打ちながらサポートしていきたいと思います!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆今回のテーマ<惰性や甘えにご注意!>

以前にこんなことがありました。

14年前に自塾を新規開校する時からお世話になっていた業者さんなのですが、
だんだんと対応が雑になってきていたのです。

年々レスポンスが遅くなったり、メールを送っても返信がなく、
再連絡したら「忘れていました」と連絡があったり。

挙げ句の果てには、自分の都合のいい時だけやたら連絡してくる始末で……


お世話になったことへの感謝ももちろんありましたが、これでは困ります。
キリのいいタイミングで取引をやめ、信頼できる他の業者さんに変えさせてもらいました。

完全に、長い付き合いにあぐらをかいた、惰性からくる怠慢だったように思います。
「フォレストはこれくらい大丈夫だろう」という油断と慢心があったのかもしれません。


他にも、別の業者さんで似たようなケースがあります。

その業者さんとは10年ぐらいのお付き合いで、
以前はびっくりするぐらいレスポンスが早く、私も気持ちよくやりとりできていました。

しかし、同じように対応の遅れや雑さが目立つようになったのです。

あまりにひどいので、「最近、ちょっと対応が遅くなっていませんか」と直球で聞いたところ、
「実は退職者が複数名出てしまって、人員が減ったんです……」とのこと。

もしそれが本当なら同情の余地はありますが、こちらも困っているのは事実なので、
同じく取引をやめてしまいました。


これはたまたま私が発注者側の立場にあった事例ですが、
「人の振り見て我が振り直せ」です。

私たち塾側も、受注者としての立場を意識し、気をつけなければいけません。

例えば、通塾歴が長い生徒さんに対して
「付き合いも長いから、今日は普段と違う講師を充てても大丈夫かな」
という対応をしてしまったことってありませんか?

恥ずかしながら、私はあります。

したがって、偉そうなことは言えませんが、自戒を込める意味でも、
反省を深める意味でもこの場を借りてお伝えできたらと思います。


生徒さんとの付き合いの長さに甘えて新規入塾の生徒さんを優先したり、
スケジュール上で都合が悪いことは、通塾歴の長い生徒さんを中心に調整したり。

先ほどは業者さんのことを悪く表現しましたが、根底にある心理は同じですよね。

この生徒さん(ご家庭)なら許してもらえるだろうとか、
信頼関係ができているから大丈夫だろうとか、
いい人だからクレームにはならないだろうとか。


確かに、信頼関係があるからこその打診や依頼であるなら、
快く引き受けてもらえるケースも多いでしょう。

しかし、それに甘えて何度も繰り返していると、満足度の低下につながります。

最悪の場合は退塾です。

それで、長年にわたって通塾していた生徒さんが去ってしまうダメージは計り知れません。
そもそもこちらの対応が問題なので、なにも反論することもできませんが。


いえ、本質は、クレームになるから良いとか悪いとかいう話でも、
退塾に繋がるとか繋がらないとかいう話ではありません。

だって、その理屈で言えば、クレームや退塾に繋がらないために、
つまり「自分が損をしないために」誠実にしましょうと言っているのと同じなのですから。

再び自戒を込めて申しますが、自分のメリット・デメリットなど関係ありません。

そもそもの「人」への向き合い方、性根の問題です。


しかし、どうしても誰かに何かを妥協していただく必要が発生することもあるでしょう。

それならば、せめてそのことに対する罪悪感を常に持ち、
どうしてもお願いするなら1年に1回だけにするとか、
ラインを定めるように心がけたいものです。


授業に関しても、「惰性」は存在します。

例えば、私たちからすると「また因数分解か」と思っても、
生徒さんにとっては初めての因数分解です。

そこに油断や怠慢が生まれます。
授業に対する工夫や研鑽も失われているかもしれませんね。

そんな気持ちでベテランが指導するくらいなら、
講師になりたての大学生が担当するほうが、はるかにマシなのかもしれません。


生徒さんたちや、その保護者さんがいい人であればあるほど、
ついつい甘えてしまいがちです。

しかし、そこはメリハリとケジメが大切です。

相手がいい人だから、付き合いが長いから甘えるというのではなく、
いい人だからこそ、付き合いが長いからこそ誠実に。
(もちろん、そうでなければ雑でもいいという意味ではありませんよ!)

一期一会。一事が万事。親しき中にも礼儀あり。

人との関係づくりは、毎回が真剣勝負という意識を持って臨んでいきたいですね。


【今回のまとめ】
・惰性や甘えが出ていないか、自分自身を振り返る
・自分にデメリットがあるから誠実にするのではない


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆あとがき<来週から通常モード>

弊塾の地元では、中学校は8月29日から、高校は9月1日から2学期が始まります。

それと同時に、弊塾の夏期講習も一区切り。
今年も、長いような短いような6週間だったな~としみじみしています。
(まあ、厳密にはまだ終わっていないのですが)


開講時間も10:00→14:00と通常モードに戻りますので、午前中を使えば、
夏期講習中にはできなかったことが、いろいろできそうです。

個人的に夏期講習自体は好きなのですが、教室滞在(拘束)時間が増えるぶん、
どうしても、出かけたり人に会ったりという機会は激減してしまいます。

9月からは、それを取り戻していきたいですね!


みなさんも夏期講習、本当にお疲れさまでした。

一息ついたら、新しい学びを行い、次の成長につなげていきましょう!
インプットには弊社セミナーがおすすめですよ(笑)。


────────────────────────────────────────────
株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~

〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東3-10-1-1F
【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司

◇今回の「目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾」はいかがでしたでしょうか?
ご意見・ご感想等、お気軽にお伝えください。→ yasuta.rp@gmail.com

◇以前分のメルマガはこちらをご覧下さい。→ https://note.com/yasuta_rp

◇ワンポイントメルマガ(つぶやきメルマガ/不定期配信)はこちらから登録できます。
  → https://beast-ex.jp/fx3926/tsubuya

※このメルマガは、著作権により保護されています。
許可無く、内容を無断掲載・無断引用することを禁じています。
従って、内容を誰かに教えたい、共有したいと思っていただけた場合は、
読者登録( http://www.mag2.com/m/0001341233.html )をお勧めくださると嬉しいです。
私も、少しでも多くの方に喜んでいただけるよう、頑張って参ります。

────────────────────────────────────────────
(c)2011-2022 Real-Partners All Rights Reserved.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?