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意外と知られていないその会社①

昔々の話 とは言ってもそこまで昔ではないけど…

その人が初めに入った会社は今思うと他とかなり違っていた。

① “ガチンコ重視の会社”

その会社では入社した従業員に、まずやらせてみる。
もちろん、最低限の知識などは入社時の研修等で教えていくのだが、
いい意味で事前準備や練習は最低限にとどめて、実践重視だ。

■入社1ヵ月の社員に学生への会社説明会や面接を担当させる。
■入社3ヵ月で部下を持たせる。
■経験がなくても、社長等の役職者に抜擢する。

20代の若い従業員でも、40代・50代の取引先様やパートナー企業様、営業先の社長様を相手にする。
そのため若いうちから経験を積んでいくことが出来た。
またそういった会社の文化なので比較的、失敗に対しても寛容であり、
自分から手を上げて「自分がやります!」という人間には職格に関係なくどんどん仕事を任せてくれた。


・その人も最初に部下を持ったのは入社2ヵ月後だった
⇒直属の上司が飛んだ(急にいなくなること)ことにより、チームをいきなりマネジメント。

・最高400名以上の人数をマネジメントしていた。
⇒通信の後確認部隊の責任者で、毎日 全国のグループ会社社長と素敵な電話折衝の日々。

・大手ベンチャーキャピタルファンドとの出資交渉に携わる。
⇒たいして使いこなしていないパワーポイントで社長用資料をほぼ休みなく、ほぼ寝ずに作成。

・年間数億円の予算を使い新卒採用責任者として全国を管轄。
それまで一度も実施したこともない採用責任者に就いて、
普通は大学3年生を対象に行う採用活動を、4年生(4月スタート)の1年間での数百名規模の採用計画実施。


ある元プロ野球監督の言葉で、

『地位が人をつくり、環境が人を育てる』
~4番に据えれば、4番らしい風格や自信がみなぎってプレーにも好影響を与える。~

決して、その人は4番ではなかったが、9番ライトも大変で大切ですよ。(その②につづく


明日もいいことがありますように

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