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今日もいいことがありますように

昔々の話 とは言ってもそこまで昔ではないけど…

その人はその会社で、その後の人生のメンターと言える人に出会う。
会社に顧問として入ってきたおじいちゃんで、元々外資系保険会社の代表者などの数々の要職を歴任した凄い経歴。

営業系会社で育ってきたからなのか、そのおじいちゃんは今まで出会ってきた人たちとは全く違うタイプだった。
一番ありがたかったのは、自分が困って質問をすると“腹落ちする答えが返ってくる”こと。
”手帳の作り方”に始まり、”物事の考え方”や”マネジメント”等 本当に細かいことまで気づきを教えてもらった。

ある日、会社の社長宛に自身が長年書き溜めた『社長の仕事』なるマニュアルのようなものを渡してと頼まれた。
もちろん勝手にコピーを取って今でもその人のバイブルだ。
そのおじいちゃんがそれを予見したかどうかは分からないし、狙っていたとも思わないが、そんな出会いや気づきが無ければ、その人はのちに社長になることは無かったかもしれない。

結果的に次の会社では会長と従業員として、もちろん今でも関係は続いているのだが、それはまた別の話。
過去も含めて、その時のメールや言葉は手帳に書き留めて大事に取っていて、自分自身の人生の生き方に反映させるようにしている。

そのおじいちゃんの文章の最後はいつもこうやって締めくくられている。

今日もいいことがありますように


P.S. これからも長生きしてください。

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