【NOAH】ストーカー問題について、ですわーッ！！！【前田日明しぐさ】

　どうも、前田日明です。なんっかね〜、NOAHのストーカー問題、ストーカー問題ってのがあるけれども、これどうなんかなっていうことでね、そろそろ書いて行きたいと思います。

　これまぁある選手にね、ストーカーがついてるっていうので色々ゴチャゴチャしているんだけ・ど・も、これややこしいのはね、ストーカーはもちろん悪いし、運営の対応がゆるかったという部分もあって、ストーカーを知るファン側にフラストレーションが溜まっていたのは分かるんだけども、選手と運営が内内で処理したかったものをファンがどんどん問題を大きくしてしまったっていう面があって、これを始めてしまったファンの中に嫉妬や個人的な私怨が乗っかってそうな語りが散見されてしまったことがよくなかったんだよね、よくなかったんだよ。

　これ何がよくないかっていうとね、あんまりオオゴトにするとね、運営側もストーカーされてる選手を本筋のストーリーから外さざるを得なくなるんだよ。その理由がね、ストーカーに対処する為というより、ストーカー問題全体に対処する為になるからなんだよね。

　ファンは正義感からでも、それを延々表沙汰にされてしまうと、半分は『問題を大きくするクレーマーへの対応』という感じになってしまってね、選手と運営の気持ちとしては、痛し痒しになってしまうんだよ。

　これっていうのは俺も仕事でストーカーされた時にね、ストーカーは出入り出来なくなったのはもちろんのこと、俺もメインから外されたことがあったから分かるんだよね。

　当時の俺はその仕事で会社始まって以来の成果を1人で更新し続けていて、まだまだのびしろがあったのに、外されたんだよね。で、俺が外された途端に会社の成果っていうのは元に戻っちゃったんだよね。惜しいことしたなって思ったみたいでね、少し前にね、その会社から戻って来てくれないかっていう打診があったけども断ったよ。例えばアイドルってさ、27歳で復帰ってもう薹が立ってるだろ。俺が戻らないのはそういうことなんだよ。

　でもまぁ、会社からしたらね、当時は守ろうとしてくれたんだよね。でもね、そうなるとね、こっちはまだ行くつもりの時に飼い殺しにされたっていう気持ちそのものは残ってしまうんだよ。これで歯車が全部狂うっていうのはあり得ることなんだよね。こういうことって会社組織だと起こり得ることだから、騒ぎ方にしても根回しが出来ていたらと思うよね。

　だからこれっていうのは、そういうあの〜、外殻の人間たちのストーカーへの私怨が乗っかってると、冷静に判断する会社側の人間っていうのは、怒り狂っている人たちの建前上の正義感とは必ずしも一致しなくなるっていう。外殻の人間がそこを気遣ってあげないと、選手とかアイドルっていうのは、そういう外殻のファンに対する印象が変わるんだよね。白のまま、味方のままにはならないのが常なんだよね。それはファンにとっても望むところではないでしょ。

　まぁ俺のことは何だかんだでいいんだけども、問題なのはストーカー問題のね、選手を取り巻くそういうファンの暴走がチラホラ見えてしまうことなんだよ。ここのところをね、まぁあの〜、もう遅いのは重々承知の上で、騒がないようにするっていう対応をファン側が取れないと、このストーカー問題っていうのが、同調圧力とリンチの温床、ストーカーをみんなでネットストーカーしてて、新たな問題、プロレスファン全体の闇みたいになりかねない危うさがあるんだよ。

　もう団体側は対処してストーカーを出禁にしてるみたいだし、それでよしとしなければ、この先どこまでこの問題を続けるんだよっていう。そういうところまで来てしまっていると俺は思うよ。

　要は選手の仕事を邪魔するのがストーカーだけじゃなくてね、義憤に駆られたファン1人1人が、ストーカーの逆側から騒いで、ストーカーの片棒を無意識のうちに担ぐのは控えないといけないんだよ。

　今選手の邪魔をしているのがね、ストーカーから、ストーカー問題を広げ続けているファン1人1人に移りつつあるっていうことをね、それこそファン1人1人が、そう、考えて(鎮火させなければならない)。

　そういうことなんだよね、そういうことなんだよ。

　押忍ですわーッ！！！