読売新聞

5事件で殺人など6つの罪、死刑判決…地裁支部

男性3人の殺害や死亡に関与したなどとして、5事件で殺人や逮捕監禁致死など六つの罪に問われた無職上村隆被告(52)の裁判員裁判の判決で、神戸地裁姫路支部(藤原美弥子裁判長)は15日、求刑通り死刑を言い渡した。

 上村被告が起訴事実の大半を否認し、うち2人の遺体が見つかっていないなど直接証拠にも乏しく、裁判は長期化。審理期間は昨年10月の初公判から判決まで166日だった。

 事件の共犯者として起訴され、昨年11月に同支部で無期懲役(求刑・死刑、控訴)の判決を受けた無職陳春根被告(48)の207日間に次ぎ、裁判員裁判では2番目の長期審理となった。

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