読売新聞

11知事選などきょう投開票…統一地方選前半戦

第19回統一地方選の前半戦となる知事選と政令市長選などは7日、投開票される。各党は夏の参院選の前哨戦と位置づけており、幹部が全国各地で最後の訴えを行った。大阪府知事と大阪市長のダブル選は、大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」が争点となっている。

 知事選は北海道、神奈川、福井、三重、大阪、奈良、鳥取、島根、徳島、福岡、大分の11道府県で行われる。北海道は与野党対決、福井、島根、徳島、福岡は保守分裂の構図だ。政令市長選は札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島の6市。41道府県議選と17政令市議選も投開票される。

 自民党の甘利明選挙対策委員長は神奈川県藤沢市で応援演説し、「アベノミクスで経済規模は大きくなったが、まだ8合目。登り切ることが大事だ。我々が先頭に立ち『さすが日本』と言わせてみせる」と述べた。

 公明党の山口代表は埼玉県草加市での街頭演説で「ネットワークを生かす公明党が、政治のど真ん中にいるから有権者の願いが実現する」と訴えた。

 立憲民主党の枝野代表は、名古屋市で行った街頭演説で、「困った時に寄り添う、厳しい状況の時に社会全体で支え合う仕組みを、もう一度この国に取り戻す」と語った



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