【2023年 キーンランドC】全頭見解
■1枠1番 ウォーターナビレラ
ここ1年、重賞で二桁着順が多い。前走しらかばS(OP)で8着。厳しい。
■1枠2番 ナランフレグ
今年の高松宮記念、安田記念ともに、昨年の成績より着順を落としてしまった。
また、メンバー上がり1位もここ最近では出せていない。ピークアウトが否めない。ここでも厳しいだろう。
■2枠3番 レッドベルオーブ
ここ1年、オープンクラスで凡走が多い。この夏の出走回数が多くローテ面から体調が気になる。厳しい。
■2枠4番 キミワクイーン
昨年秋から、コンスタントに好走を続け、前走函館スプリントSで重賞初制覇を達成した。
前走のような末脚が発揮できれば勝ち負けは十分ありえるだろう。
洋芝の適正も問題ないと考える。能力、勢いはメンバー上位と言える存在。重い印で検討したい。
■3枠5番 ウインマーベル
昨年同レースでは2着だったウインマーベル。
その後、スプリンターズSで2着と好走した。
今年は、シルクロードS7着、高松宮記念10着と精彩を欠いたが、前走のスプリングCでは2着と予想を反して健闘した。
もっとも、シルクロードSはトップハンデ、高松宮記念は外枠、不良馬場ということもあり敗因は明らか。
着順だけで悲観する必要はないと考える。素質はあると考える、何かしらの印を検討したい。
■3枠6番 タイセイアベニール
8歳馬。オープンクラスでも二桁着順が目立つ。厳しい。
■4枠7番 カイザーメランジェ
8歳馬。同レースには2回出走しているが、どちらも馬券に絡んでいない。
ここ1年はオープンクラスでも二桁着順が目立つ。三度目の正直とは軽々しく言えない。厳しい。
■4枠8番 シナモンスティック
重賞初挑戦となるシナモンスティック。前走、UHB賞(OP)をメンバー上がり2位で勝利した。
今回、重賞であるため、これまでの相手より当然強くなる。どこまで通用するか不安はあるが、洋芝適正、勢い面から、穴馬候補で検討してみたい馬だ。
■5枠9番 ジュビリーヘッド
昨年、同レースで7着だったジュビリーヘッド。
函館スプリントSは2年連続2着、その他の洋芝舞台での成績も問題ない。洋芝巧者と言っていいだろう。
前走2着と好走しているため、勢いはあると信じたい。能力メンバー上位とは言いづらいが、何かしらの印で検討したい馬だ。
■5枠10番 ゾンニッヒ
青函S(OP)勝利から出走するゾンニッヒ。
前走、初のスプリントで末脚を発揮し勝利したのが評価ポイント。スプリント適正はあると考えたい。
鞍上は前走に引き続き武豊騎手といのも好材料。重い印で検討したい。
■6枠11番 ヴァトレニ
昨年同レース3着だったヴァトレニ。その後、オープンクラスで掲示板に中々は入れていないのが気になる。
鞍上は横山和生騎手。ヴァトレニとは4勝している。馬とのコンビは心配ないと考えたい。
今回先行、逃げの戦法の馬があまりいないように思える。この馬の活路はそこかもしれない。騎手の手綱さばきに期待したい。
■6枠12番 トウシンマカオ
昨年、同レースで1番人気に支持されたが4着と結果がついてこなかった。
芝1200の実績は、今年の高松宮記念15着はあるが、その他は大崩れなく好走が続いている。スプリント適正は十分。
斤量57キロで挑めるのも好材料。昨年のリベンジに期待したい。
■7枠13番 レイハリア
2021年に同レースを勝利しているレイハリア。
ただ、その後、どの重賞レースも二桁着順が目立つ。昨年同レースでは10着という内容を踏まえると、厳しいと言わざるを得ない。
■7枠14番 ナムラクレア
函館スプリントS、シルクロードSを勝利、高松宮記念2着、その他もスプリント実績を持つナムラクレア。
前走、ヴィクトリアマイルでは8着と凡走だったが、この馬本来の舞台ではなかったことが敗因として良いだろう。
洋芝実績もあるため、今回舞台条件は十分。重い印で検討したい。
■8枠15番 サトノアイ
UHB賞(OP)3着から参加するサトノアイ。
前走、10番人気のところ3着は見事であった。
ただ、その他での凡走が目立つ。スプリントS、京都牝馬Sでは二桁着順ということを踏まえると、重賞クラスではないと考える。
■8枠16番 シュバルツカイザー
2連勝中のシュバルツカイザー。勢いはメンバー上位と考えたい。
洋芝実績もあるため、期待の持てる馬。不安要素は騎手がモレイラという点。できれば2連勝した池添騎手であってほしかった。
この夏、2連勝という点で印を検討したいが、過度な期待は禁物。
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