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【2023年 新潟記念】全頭見解


■1枠1番 サリエラ

キャリア5戦すべて馬券圏内。重賞2戦は、ローズSを2着、目黒記念3着と勝ち星こそないが、結果を出している。前走の目黒記念は1番人気に支持され3着となったが勝ち馬とコンマ1秒差であるため、能力馬として評価したい。

東京の舞台で好走しているため左回りの不安はない。鞍上もこれまで同様にルメール騎手となれば安心して見れる。秋の大舞台に向け賞金加算を狙いたいところ。陣営もここは外せないレースとして位置づけているはずだ。重賞初制覇に期待したい。


■2枠2番 グランオフィシエ

七夕賞13着から参戦するグランオフィシエ。キャリアを通して重賞に3回挑戦しているが、どれも二桁着順という点が気になる。鞍上は、好走実績を持つ戸崎騎手ではなく菱田騎手。テン乗りでもあるため、これはマイナス材料と言わざるを得ないだろう。3勝クラスで好走実績があるため、予算に余裕があれば白三角で検討するものありか。


■3枠3番 ノッキングポイント

日本ダービー5着から参戦するノッキングポイント。15番人気であったが、最後の直線で追い上げ、勝ち馬にコンマ2秒差は大健闘と言っていいだろう。

これまで重賞に3回挑戦し、すべて掲示板内で大崩れしておらず、母数は少ないが安定していると判断。何より、世代の頂点を決める大舞台を経験していることは、きっと成長に繋がっているはずだ。ここで、重賞初制覇を達成し弾みをつけて、秋の大舞台を狙いたいところ。期待したい。


■3枠4番 サトノルークス

2年ぶりの実戦となった前走鳴尾記念は15着。菊花賞2着の実績があるが、今は7歳。近年、好走実績がないため、ピークアウトと考えるのが自然と言えそうだ。


■4枠5番 イクスプロージョン

昨年、同レースに出走し12着。以降、重賞を4戦しているが目立った成績がない。前々走の新潟大賞典で3着を評価したいところだが、不良馬場であったため乱戦の中、うまく上位に残ったと判断。重賞で馬券に絡んだ経験があるため期待したいところだが、過度な期待は禁物と考える。


■4枠6番 ブラヴァス

3年前に同レースを制している。ただ、それ以降、目立った好走実績がなく、二桁着順も多い。7歳馬。厳しいと言わざるを得ない。


■5枠7番 フラーズダルム

直近、重賞に3回挑戦しているが、すべて掲示板外。2戦は二桁着順。厳しい。


■5枠8番 インプレス

今年、重賞を2戦し、両方とも二桁着順。前々走のメトロポリタンSも10着であるため。まだ、オープンクラスで通用する能力ではないと判断。ここでも厳しいだろう。


■6枠9番 ユーキャンスマイル

新潟記念は今回で3回目。過去2戦、1着→2着と連対率100%。舞台適正は十分と言っていいだろう。しっかり休みを取って参戦は、過去2回の進め方と同じ。陣営もこのレースを狙いにきているはずだ。

2020年の阪神大賞典を制した後、勝ち星から遠ざかっているが、得意の舞台で久しぶりの勝利を狙う。期待したい。


■6枠10番 ファユエン

下位クラスで好走実績がほとんどない。今回、重賞初挑戦で好走を期待するは酷な話。


■7枠11番 バラジ

下位クラスでの好走実績が多く、オープンクラスではまだ2戦だけだが結果がでていない。母数が少ないため判断は難しいが、重賞の能力に不安がある。ただ、下位クラスとは言え、新潟は2-2-0-0と連対100%であるため、舞台適正の観点から馬券を検討してみるのも良いかもしれない。


■7枠12番 イーサンパンサー

7歳馬。昨年から出走しているすべてのレースで二桁着順。厳しい。


■8枠13番 プラダリア

2022年の青葉賞で重賞初制覇を達成した後、継続してG1、G2に参戦。
勝ち星こそないが、レベルの高いレースで強い馬に揉まれた経験は成長の糧になっているはずだ。今回G3であるため、能力はメンバー上位と考えたい。ここで久しぶりの重賞制覇を達成し、秋の大舞台に向けて弾みをつけたい。


■8枠14番 マイネルウィルトス

1年ぶりの復帰戦となった前走の函館記念では10番人気だったが、4着と健闘した。ただ、7歳馬、復帰2戦目、重賞での勝利経験が未だにないなど、馬券を判断する材料が乏しい馬であることは間違いない。

好材料は、鞍上がMデムーロ騎手という点。コンビ成績が0-3-0-1であるため、唯一の好材料と言っていいだろう。また、過去2021年、2022年で重賞好走経験があるため、ノーマークにするには怖い存在である。


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