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日本発、世界一を目指すスキルマネジメントSaaSの海外展開の第一歩

はじめに

株式会社Skillnoteの今井です。Skillnoteでは海外ビジネスを担当しています。私は2022年5月に入社しましたが、そのタイミングでSkillnoteも海外展開に向けた活動が活発化しました。この記事ではその一歩目、Skillnoteにおけるグローバルビジネスの最初の取り組みについて紹介します。

自己紹介

私にとってSkillnoteは三社目ですが、キャリアを通してITの領域で日本発のグローバルビジネスを推進する立場でした。一社目は製造業向けのパッケージソフトウェアベンダーで前半は海外展開担当、後半はプロダクトマネージャー(PdM)として働いていました。一年ほどスペインに留学をした後、小売業界に転職。世界各国に配信しているアプリやECサービスの担当としてここでもPdMに従事していました。

Skillnoteも「日本発、世界一のスキルマネジメントSaaS」という目標を掲げていますが、日本発のプロダクトで世界に問うことこそが私の仕事における重要な動機づけになっています。

Skillnote海外展開の一歩目

Skillnoteの海外展開はまだ0→1のフェーズです。前職・前々職は海外展開をどう伸ばしていくかが焦点でしたが、それとは異なるさまざまなチャレンジがありました。入社時は海外向けウェブサイトやセールス資料などもほとんどない状況でしたので、売りに行くためにもそれらをまず整備することが必要でした。

まず問題となるのは専門用語の訳出です。製造業向けのスキル管理という我々の分野はISO等各種国際標準との強い関連があり、それらで使われている単語選択を無視するわけにはいきません。これら規格文章およびその解説など関連ドキュメントを参照しながら、Skillnoteとしての用語集を準備しました。マーケティング資料にせよプロダクトにせよ翻訳を行う際は翻訳業者に依頼する選択肢もあると思いますし、今後予定している日本語・英語以外の対応はそちらで進めようと考えています。ただ、海外市場の理解を進める上でも、このフェーズにて自分たちで単語集を準備することはとても重要な活動でした。

単語集が準備できると資料準備が格段に進みますが、日本語をそのまま翻訳しただけでは、海外向け資料としてはまだ不十分です。日本以外でのプロダクトマーケットフィットが検証されていない状況ですので、むしろその資料をお客様候補、パートナー候補などに見せながら修正を進めていくことが重要です。Skillnoteの場合、複数ある提供価値について少なくとも国ごとにそれぞれの重みが異なっており(当然ですが)、それに応じた資料への工夫も行っています。このようなマーケット毎の対応は、各国ごとにビジネスを立ち上げるプロセスの一歩目といえます。

おわりに

半年で実施した活動はこのような資料準備だけではなく、海外展示会への出展やインバウンド・アウトバウンドのマーケティング、プロダクトのローカライゼーション、JETROのX-HUBプログラムへの参加などさまざまです。海外展開については他のメンバー含め今後もnoteで適宜情報発信していきたいと思います。

Skillnoteは「日本発、世界一のスキルマネジメントSaaS」という目標に向けて一緒に進んで頂ける仲間を募集しています。海外拠点の設立も見据えており、興味がある方にとっては魅力的な場があると自負しています。また、Skillnoteのお客様は製造業が中心ですので、一定以上の規模になるとどのお客様も海外展開をされており、日本のお客様との会話からでも学ぶことは非常に多いです。興味を持って頂けた方、カジュアル面談などでぜひ気軽にお話しできれば!

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