初めて献血に行ってきた話

 「献血へのご協力をお願いします。」

「緊急事態宣言下でも献血は必要です。」

 街頭やニュースなどで、目にすることがあると思うが、この歳になって初めて献血に行ってきたので、記事にしてみた。

1 献血に行くきっかけとなった出来事

 プロフィールにもある通り、新潟出身でアルビレックス新潟の応援をずっとしてきた。ただ、Jリーグが再開できない中で、このようなツイートを見かけた。

 自著『そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常』電子書籍版発売に合わせて本日から5月7日まで無料公開とさせていただきます。(早川史哉選手のツイートより)

 早川選手がどのような選手かは、過去にニュースなどで目にしたことがある人もいるだろう。自分自身も、新潟の選手ということで思い入れはあったが出版された本を見たことがなかった。電子書籍版の無料公開とはいえ、これは本を見なければと思い読んでみたところ、まさに今、この状況下で自分自身ができることは何かを改めて考えさせられた。のだった。

 その後、早川選手から献血への協力をお願いするツイートも流れ、近くの献血ルームや献血バスが回ってくる日を調べ、献血に行く日を設定した。

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2 実際に献血に行って思ったこと

 今まで、献血に行ったことがなかったのは、学生時代から定期的に強度の高い運動をしてきたことや、社会人になってから患った疾患のため服薬していることもあったのだが、この状況で定期的に運動する機会がなくなり、服薬している薬も献血には問題ないことがわかった。まあ、そこまで本気で考えたことがなかったと言われれば、それまでだが。

 献血ルームに行ってみると、思ったより人がいた。何回も来ているような人もいれば、自分のように初めてという感じの人もいた。問診から検査を経て(ここまでで約30分)、無事に400mlの献血をすることができた。(献血後の休息も含めさらに約50分)

 また事前に、骨髄バンクへの登録の呼びかけも見ていたので、問診の際に同時に登録もできるのか聞いてみたところ、一緒にできるとのことで、骨髄バンクへの登録もしてきた。(この登録作業で約20分)

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 最後に、先の見えない中で、「今を生きるためにできること。」「必要とされる誰かのために何ができるか。」を改めて考えさせられる出来事だった。もちろん、人それぞれ置かれている状況や立場が違うが、この記事が、何をしたらいいのかがわからない。自分にはすることがない。という人への、一つの選択肢になることを願って・・・。

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