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えいそは僕らの太陽

そんな事はみんな知ってるとは思うし、自分は来年でちょうどえい推しになって10年が経つ。

10年選手……
現場の数やお金の使い方はその時々で変わってはいるけどまさか自分がそんな長期的なえい推しになるとは思わなかった。


そんな成瀬瑛美さんの代表的なイベントとして、【えいカラ】と言うものが存在する。

えいカラとは…えいたそがみんながリクエストした曲を歌ってくれたり、一緒にデュエットしたりできる神イベント  (出典:やすだ)

しかし最近はコロナ禍の影響でデュエットは無しとなっていた。
あと、自分の記憶だと2017年ぐらいに行った回もデュエットはなく、箱にリクエストを入れて引かれたのが歌われるみたいな時もあった(確か)

そんな感じで、自分も全部のえいカラに参加できているわけでは無いので、えいちゃんと一緒に歌うなんて機会も勇気も無いまま時が流れまくっていた…


今年の夏にあったえいカラの特典会中にふと
「そのうちえいちゃんと歌うこともまたできるようになるかなあ…?」と聞いてみた。
えいちゃんは「んーどうだろうねえまだ分からないよねえ、、、」と言っていた。
まあ、そうだよね、ご時世次第だよねえって感じで会話を終えてから約4ヶ月後。

その時が来た、突然。

【えいカラ、デュエット解禁】
しかも当日に知るという驚き。
2023年は色んなビッグイベントが多過ぎてエグい。
胃が出そう。出ないけど。

会場に行く途中ですれ違った1部終わりのヲタクからその事実を聞き、必死に「一緒に歌えるなら、何がいいんだろう…」と考え始めた(この時すでに開場10分前)

「(えいちゃんも知ってて、自分も歌える、尚且つヲタクのみんなも盛り上がってくれるようなのがきっといいよな…)」と一人でモニャモニャ考えて考えて、3週目のターンの時に同じテーブルのみんながどうぞどうぞで譲ってくれて、自分は小さい声で「え、えいちゃんと、一緒に歌いたい…な…」と震えながら申告。

えいちゃんは「わー!☆ 何が良いかなー?!」とニコニコとデンモクを触ってる。
蚊の鳴くような声よりも弱そうな声で自分は「これが歌いたいです」と伝えた。

2014年に発売された名曲、でんぱ組.incの『バリ3共和国』である。

歌いやすくて、楽しくて、ヲタクもコールやヲタ芸を打ちやすいイメージがあったので、自分は大好きなこの曲を選んだ。
後に特典会の時に「なんでバリ3選んだの?☆」と聞かれたがその時は緊張で「え、あの、す、す、好きだから…かな…」みたいなヲタク1年生の返しか出来なかった。本当にひどい(笑)

しかし今考えれば自分がヲタクになった年に発売されてて、当時観ていたでんぱの深夜の冠番組『でんぱジャック』のOPにもなっていたのでとても思い出深い1曲である事は間違いない。
シンプルにいい曲だし。やっぱ浅野さんだな〜


そんな感じでバリ3をリクエストすると周りから「お〜」「いいね〜」と小さく聞こえてきてちょっとホッとした。浅野さんの曲、大好きなので。

マイクを受け取りステージに立つ時、えいちゃんに「あの、自分から歌い始めて交互に行けばえいちゃんのパートがえいちゃんの時に来るよ(オワリな日本語)、サビは一緒に…どうかな?」ってモニョモニョと提案するとえいちゃんはすぐに「確かに!!そうしよ!☆」と快諾してくれた。
ちゃんと伝わってた。
さすが頭の回転早い、助かった。

そしていざ曲が始まると、意外な(?)ことにえいちゃんが振りも入れていた。
「(あ!踊ってくれるんだ!!ハイ!わかりました!)」と自分も合わせて走るあの前奏のところから踊ってみた。
(好きな曲の振りは大体覚えていて助かった。完璧には踊れませんが…)

多分ヲタクのみんながコールしてくれてるような気がしたけどえいちゃんが横にいるという緊張で頭が真っ白になっていてステージより下が何も見えてないし聴こえない。みんなジャガイモだった(スマン)

えいちゃんと一緒に歌っていると言う事実>>>越えられない壁>>>ヲタクたちに見られている恥ずかしさ
↑緊張の原因、これすぎる。

推しが真横で踊ってる、やべーーーと思ってる間にもう歌うターンが来てしまった。
正直ずっと歌ってなかったしカラオケも行ってないので絶対に声出ない終わったかもしれないと思いながら歌い始めると、なんと、まあ、楽しい…


自分はそもそも歌が上手では無いのだけど、歌う事は好きで、高校生の時は軽音部でギターボーカルをやってたし、卒業後も数年コピバンをやったりしてた。
もう時効だと思うので書くが、実は去年までディアステの店舗のようなステージのあるコンカフェ(バー)でバイトしてた。
てかディアステ2回落ちてからそこに応募したら即採用された。年齢や見た目を気にしない店で助かった。
場所はディアステから2〜3分ぐらいのところ。
詳しい人なら分かっちゃいそうですね。
もし分かってもこっそり話でお願いしますね。

そんな感じで平日は会社員、休日は(リクエストが入れば)店内のステージで歌う人 をちょうどコロナ禍あたりからやっていた。
しかも2年ぐらい。 アラサーにしてはまあまあ頑張った。


それらの経験が活かされて、ステージに上がることに躊躇はなかった。歌うこと自体も大丈夫だった。
けど横に神のような存在の推しがいる。
あまりにヤバすぎる状態に自分の口から声が出てるのか出てないのかもわからなかった。
唯一覚えているのはえいちゃんのパートが来た瞬間ハートをくるんってやるやつ(ハートケチャですっけ、やってるけど名前わからん)を本気でやったことだけは覚えてる(多分みんなもやってた)(それはそう)

サビ終わりまで歌い切った時にえいちゃんが「すごい!!!ハツラツとした歌声だったねー!!☆」と褒めてくれて(?)ペコペコしてお礼を言うことしかできないお礼マシーンになった。
なんか他に言ってたことあれば誰か代わりに教えてください。この辺りの記憶が飛んでます。マジで。

テーブルに戻るとみんなが「すごいよかったです!!」「やすだナイス〜!」と声をかけてくれてしばらくフワフワと震えていた。
本当にありがたかった。 
えい推しはみんな優しくて温かい、昔からずっと本当にそう。
昨日もそれにとても救われた。

ずっと歌が上手く無いことがコンプレックスでそれでもステージで歌う人に憧れ続けてきた人生だったので、また一つ素敵な(というかぶっ飛び過ぎてる)経験ができて嬉しかった。
現世に未練はないです。

またえいカラで歌える機会があったら、もっとえいちゃんもヲタクも楽しませられるような立ち振る舞いをしたいな(演者か??)

この事はこれからずっと自分の中で温かい思い出として残る気がする。
【推しと同じステージで推しがいたグループの曲を一緒に歌う】
こんなに"エモい"事はそうそう無い。
エモいって言葉にすると軽い感じがしてしまけど、他に表現ができない。日が変わっても余韻で語彙力0。


こうやって、成瀬瑛美という一人の人間のおかげでまだ生きていこうって毎回思わせてもらっている。
2023年も何とか越せそうです。

さあさ年中無休で笑おう 24時間営業Happy day


やっぱ、えいたそだな〜

\だな〜!/

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