鉄くずなどの廃材 需要減でも値上がり コロナで発生減る

鉄やスクラップなど工業製品に再利用する廃材の取引価格が上昇している。新型コロナウイルスの影響で製造業の工場かどうが鈍った他建物の解体工事も止まり、鉄くずなどの発生が減ったためだ。経済活動が復調して廃材が増えるまで価格は強基調が続きそうだ電炉買値が1ヶ月前より10%高い

電路が作る鋼材の原料になる鉄スクラップは解体工事出でる鉄筋など「H2」と呼ぶ。

米中貿易摩擦や国内の建設市場の停滞などで国内外の鉄スクラップ価格は1月後半から下落。コロナ渦が本格化した3月以降は輸出価格の下げが加速していた
ただ、鉄スクラップの発生量が減少H2だけでなけ、自動車工場で鋼材を切断した単材など「新断」と呼ばれる上級品も2~3割減少している

足元では経済活動の再開を急ぐ韓国の鉄鋼大手などが日本の鉄スクラップの調達を増やしている。日本の電炉も「製品を減産しているとはいえ、一定の調達は必要」

【顧問名鑑の活用】


コロナの影響で製造業の工場稼働が減少し、鋼材を使った製品の生産が落ちたが、それ以上に鉄くずなどの発生が減ったために、それらの需要が増加している。そのため、顧問名鑑で鉄スクラップの会社と鉄鋼メーカの会社を直接つなぐ事が大事になるのではないか。また、商社を通して中国や韓国にスクラップを届ける事も大事になってくると考える。海外でも日本と同様に鉄鋼の生産量は減少し、スクラップ等の廃材の需要が増加していると考えられるからだ。
地方のスクラップ企業と大手の鉄鋼メーカの関係性を作る事は非常に重要と考えられる。また、中小の鉄鋼メーカと地方のスクラップやさんをつなげる事ができれば、商社を介さずに(仲介手数料を取られず)取引が出来る。その様なマッチングサイトがあれば便利と感じた。地方の鉄スクラップやさんとそれを欲している電炉メーカ等のマッチングサイト。鉄の値段が一定でない(東京製鐵が鉄の値段を決定する)からこそその様なつながりによって、適正な価格で取引が実現すると考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?