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文章を執筆するときに、自分が大切にしている4つのこと。

このnoteを開いてくださり、ありがとうございます。
NPO法人ETIC.(エティック)、やすだです。

自分が日々大切にしていることを
自分で認識しておくことは大切だとおもい、
今回はタイトルのようなテーマで。

このnoteを読みながら、
ご自身が大切にされていらっしゃることも
思い浮かべながら、ぜひお楽しみください。

ちなみに、自分はオウンドメディアで記事執筆していますが、
「基本的にインタビュー記事を執筆していること」
「企画・取材・執筆・公開まですべて担当していること」
あたりを前提に、このnoteをお読みいただけると幸いです。


その①
ライターは「リスナー」だと思う



文章を書くという行為って、
ともすると、そのアウトプットにのみ意識が向いてしまう気もしますが、
基本スタンスは「リスナー」なんだとおもっています。

『自分は普段から、なにを見て、なにを聞いているのか』
『そもそも自分はどんなことに興味・関心があるのか』

自分の中にある
発信する側面だけでなく、受信する側面にも注目し、
受け取る「感性」を日々磨いておくことで、
巡り巡って、文章を書くこと自体も豊かになると信じています。

そして「耳の良さ」を意識することで、
『書こう、書かなきゃ』といった力みも減り、
自然とリラックスできるとおもいます。


その②
自分の「好奇心」を大切にしよう



事前準備と聞く力というのは、
だいぶインタビュー記事寄りな気もしますが(笑)、
通常の文章を書くときも大切だとおもっています。

ですので、ここでいう聞くというのは、
誰かに質問するとか尋ねるといった意味だけではなく、
もっと広く「インプットする」「引き出す」
と解釈いただくとよいかもしれません。

さて、文章を書く行為を、
『なにもないところから文章を生み出す行為』
と捉えてしまうと、なんだか大変な感じがしてきますが、

自分の好奇心を羅針盤に、事前のインプットを怠らず、
「これ、なんでだろう?」って
深掘りすることを楽しめる気持ちを忘れなければ、
不思議と、文章は生まれてくるんだとおもっています。

「自分が、文章を、生み出す」のではなく、
「文章が、自然と、生まれてくる」、そんな感覚です。


その③
仮説をしっかりと持つ



たとえば、どんな文章を書こうかなと企画を考えるとき、
自分はどんなことを考えているのかなと自問自答するとき、
「言葉にすることを徹底できる」とよいのではと考えています。

言葉にすることで、頭の中にあった思考が可視化され、
あらためて客観的に向き合うことができます。

すると、
「あれ、ちょっと違うな?」とか、
「そうそう、それそれ!」とか、
自分の考えていることの解像度が自然と上がります。

ちなみに、
もし言語化する中で、「うまく言葉にできないな〜」と感じたら、
それは、自分の考えがまだ明確になっていないサインなんだと、
落ち込むことなく、前向きに受け取るとよいかとおもいます。


その④
整理整頓って大事



本質を導き出すことは、
文章を書くときにも大事だとおもっています。

「取り上げているトピック(対象)の“本質”はなにか?」
「目の前のこの人の“真ん中”はどこにあるのか?」
「この文章を通じて、結局“なに”を一番伝えたいのか?」

耳の良さを磨きながら、
自分の好奇心を頼りにしながら、
言葉にすることを徹底しながら、
本質を掴もうとする。

そのための、整理整頓。

ときにロジカルに、
ときにアーティスティックに。


終わりに


さて、いかがでしたでしょうか。

正解・不正解ではないとおもっていますので、
「あー、こんな考えもあるんだなぁ」
と気軽に受け取っていただけると嬉しいですし、

ご自身が大切にされていることを
考えてみるきっかけになれれば幸いです。


「みなさんは、どんなことを大切にされていますか?」


最後までお読みくださりありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。


2022年05月28日
やすだりょうた(NPO法人ETIC.)


p.s.
このnoteに掲載したスライドはすべて、
以前に(とってもありがたいことに)、
とあるライティング講座の講師を
担当させていただいた際に準備・使用したものです。

それぞれのスライドの右上に書いてある
「大切なことを、大切にしよう」
は、そのときに名付けた講座のタイトルです。

中央下に書いてあるページ数は、
このnoteではスルーしてください(笑)




以下、このnoteで紹介した言葉が書かれているWEB記事や書籍です。



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