セロポジの討論企画ってさ、、

自分の好きなアイドルグループSKE48のCS番組「ゼロポジション」がこの秋に最終回、
それに当たっての番組でグループ向上の為の討論企画があった。
ファンの間でいつも物議を醸す企画であるが、この時に再びだ、、なぜ?
以前は、運営の落ち度がファンからも見えていたし、選抜総選挙という目標もあったりで
グループ全体で一丸となって取り組む必要性が見えていたので、討論企画の意義を自分も感じていたが、「ゼスト」になってから運営の落ち度は無いし(若干スピードの遅さ位)、
目標となりうる選抜総選挙もない。時期的なやり逃げ企画でなにをしようというのだろうか、

普通、討論といえば、円卓かTVなので半円卓にパネラー座席位置になるだろうが、コメンテーター4人(竹中P、毛利P、大場美奈、ゆりおか超特Q)が机を前に座っており、SKE48メンバー何人かが対面の椅子に座っている形、メンバーが書いた事前アンケートの内容に対して気になる事を掘り下げていく進行だが、
あるヲタクは言う「こんなの圧迫面接だよ、、」
圧迫かどうかは解らないが少なくとも討論する形ではないし、そもそも決まった議題のない討論会ってなに?
メンバーの打ち出すほぼ共通の議題は、「SKE48の知名度を如何に上げるか?」、、
又、「個人の知名度を上げて如何にSKE48の支えになれるか?」だった。

SKE48の知名度を上げる為には全国地上波に出る必要があるし、彼女達も出たいと思っている。やっぱり、本当にアイドルしている姿を見せる事が出来るからか親戚家族友人の反応が全然違うらしい。では何故地上波に出る事が出来ないのか?

大手TV局のプロデューサーが二人もいてこの問には何も答えなかった。実際、部門が違うから判らないといえばそれまでだが、局の外の人間はもっとである。局の上の人間として応えられる事は無かったのだろうか、、もしあればその為の議論は進むであろうプロデューサー二人は何の為にいるのだろうか、、
そしてこの議題は運営やその営業の努力しかなくその人達で討論すべき事項なので、メンバーである彼女達にやれる事は本当に限られている、SNSが潤沢な今だからこそ、メンバーがそれぞれに興味のある事をマメに発信しつづけて、どこかのだれかに刺さるのを期待するしかない(壮大な釣りだ)、竹中Pはそのどうしようもない事を彼女達に投げかけるという、、当然たいした答えなの返ってくるもない。
そこでメンバーOGの大場美奈さんが、メンバーの身近な問題に上手くかみ砕いてくれてようやく何かトークが成立する感じで、彼女がいてくれて本当に良かった。
ただ、上手くいかない場面もあって、想像するに彼女自身もこの企画がどうしようもない事が判っていたであろう。同じように番組MCを長年務めてた北野瑠華さんも同じ様に感じていたのかもしれない。彼女の番組アンケートの提出が遅かった。その事を大場美奈さんが突っ込むと、彼女個人の問題で終わってしまった。
ヲタクはいう「これではただ単に個人のイメージダウンなだけではないか、見損なった」
ここで大場さんの狙いは北野瑠華さんに以前のように番組Pに噛み付くのを期待していたのではないだろうか、、しょうもない討論企画やるな!!と、、、
残念ながらこの以心伝心は叶わず、ただの個人管理問題で終わってしまった。

かなり前の事を思い出した、SKE486期生を盛り上げようという討論企画があり、討論はさせるがこの時と同じ様にどうしようもない状態に陥った時に北野瑠華さんが番組Pに噛み付いた、「大人達はたきつけ煽るけど、チャンスをくれないじゃないか!!」
それが切っ掛けで伝説の赤坂サカス台風ライブとなり、その後に2回も6期生ZEPPライブへと繋がって大いにSKE48界隈わ盛り上がり今や6期生はその中枢にいる。
ここに大手TV局の問題点があるように思う。確かにTVとして撮影対象の彼女達の生の姿を伝えることは大事だが、カメラを覗いている立場を変えない。カメラの向こう側の悩み戦う彼女達に寄り添おうとはしない。これは習性か癖のようなものなのかもしれない。
TV局のプロデューサーという立場と権力を持ちながらそれを忘れて彼女達の生の声や姿(恥部)を番組の材料にして、撮影するだけで満足してる。その先に手を差し伸べないしかも材料にするならそれ相応の何かを用意すべきだろう。その当事者意識の無い姿に北野瑠華さんが喝をいれて目覚めさせチャンスを創出したが、時がたち元に戻ってしまったようだ。
(目の前の事象に対して自分達か観察者であり当事者ではないという意識は最近のジャニーズ問題でも浮彫になった気がします。あの問題では自分達も共犯者という意識を持ってる人がマスコミにどれだけいるのだろうか、、、)
竹中Pのアイドルという映画があったが、ファンの間では賛否両論で当時は先の見えない混迷の中で必要な事と自分は理解していて毛嫌いする人もいてはとことんまでだったが、今なら理解できる。危機感を持つ事は大事だが、それをたきつけ煽り、悩み戦う姿を撮影する、成功すれば美談になり失敗すれば残酷ショーになる。それらを演出する為に終始観察者でい続ける。感動ポルノの制作手法なのだろう。うんざりだ、、、、

メンバーに愛のある番組として注目しているのは、TV東京の「AKB48最近きいたよね
」だ、ひろゆき氏の参加で物議を醸した番組ではあるが、それはあくまでAKB48を全く知らない人達の代弁者でありメンバーの足りない部分を指摘してくれる厳しい愛を示す人でもあった。それだけでないその他のコーナーではメンバーを出来るだけ可愛く見せる努力をしているから前者が気にならない。さらに知名度の無さという問題には、ラジオやTV局のメンバーによる営業廻りに付き添い、いくつかの番組出演を決めていた。
こういう番組なら長く見ていたくなるよね、、、

実際、そもそもアンケートの返答が集まった段階でどんな議題問題点になるか解るだろうから(アンケートの問でも想像できるだろうし)やる事は討論企画ではない事位解るだろうに、、
更に、伊藤実希さんがあるフェスで劇場公演の曲をやったら、笑われて傷ついた事を吐露した。その事に対して竹中Pが、「確かにSKE48ってフェスに弱いって印象はあるよね、、」と恐らく彼女を慰める発言をしたが事実とは全く違う失言だったと思う。
何故なら、確かに1期生(今は11期生)の頃のフェス参加の時に劇場公演曲をながながとやり現場を白けさせたという歴史はあります。しかし、8年前TIFに初参加する時からその経験からフェスのセットリストは注意して組んでいて白けた話なんて聞いた事がない。しかも今年のTIFでは感動して涙を流す人まで、パフォーマンスレベルも過去最高かもしれない。また彼女が傷ついたフェスではNightTempoさんというアーティストさんとのコラボ企画でアイドルフェスではウケないであろう劇場公演曲を企画として披露したわけで、”笑われる”覚悟が必要だった案件だった。むしろその事をいつもと違うということを彼女に話が出来ていなかったマネージャーや先輩メンバーの落ち度と言えるが、
そういう特殊な案件であるのに、それがいつもそうであるという論議の進め方に失望しかなかった。

では、どうやれば知名度は上がるのだろうか?TVの大型歌番組に出れるのだろうか?
自分は当初知名度のあるメンバーが参加していれば視聴率が欲しい番組は出演機会が生まれるのではないか?とおもっていたが、、
残念ながら全国的知名度を誇るタレント須田亜香里(現OG)がセンター曲「そーいうとこあるよね」でも全く出演は無かった。そう単純な力学ではないようだ。

とはいえ、単純に運営が在京の音楽番組Pや編成に営業を懸ければ良いのだろうけど、、
一つSKE48には武器がある。それが昨年から続く劇場新公演である。
チームSはTMネットワーク、チームK2はNightTempo、チームEはヒャダイン、TAKAHIRO、各公演に俊龍 と名だたるアーティストの曲が連ねてると共に牧野アンナ先生やくCre8Boyさん等の有名コリオグラファーも参加してるし、メンバーも日々修練してパフォーマンスも高い正に総合芸術。毎回配信で見ても感動するのだから劇場観覧したらより一層だろう。
但し、現状この公演は劇場の外にはほとんど出ておらず(先の話はレアケース)如何に上手く外へ見せていき人気知名度を呼び込むかがポイントになると思う。
その為の策として、東京のどこかの劇場でこの3公演をやる事、そしてその公演に音楽番組関係者に見せる事、、
もし感動させる事が出来れば、そのままでないにせよ何等かの番組出演企画が動きだすかもしれない。感動させられなければ、、メンバーの修練が足りないだけの話になる。
AKB48劇場で出張公演という話もあるだろうが、今は別の会社なので調整は難しいかもしれない。いっその事もっと大箱のTDCホールとかライブハウスでも良いかもしれない。
昔、AKB48Gは「見逃した君たちへ」公演という当時の全劇場公演をTDCホールで実施するコンサートがあった。又SKE48といてもコロナ禍の中で行われた12周年コンサート前に行われた全劇場公演披露は「見逃した君たちへ」公演のSKE48版で、しかもコンサート用に落とし込んでもいた。またチーム単位のコンサートのこの春にも行われており
開催出来る条件は全て整っていると思う(この時に劇場公演をやると思っていたが、そうでなく残念でした)。あとは開催のタイミングだけ、、

この策以外では、YouTubeに公演曲(ライブ)を1曲づつ小出しにUpしていく、、あの名曲のラインナップのどれかが刺さる人は必ずいると思うし、そういう人達を劇場に入れる仕組みを作る。1曲づつ細切れだが全てを見せてしまっては価値が落ちると危惧する人がいるかもしれないが、公演曲は交響曲と一緒で前後の曲の関係性だけでも印象が変わるし、ライブと映像でも受ける印象は全然印象が違うから、価値が下がる事はないと思う。

番組に出れないなら、いっその事作ってしまう。
但し。オール中京メディアと芸能関係の力が必要だろう。
以前、大前さんと斎藤真木子さんが音頭をとりオール名古屋のフェスをやったが、あれの延長戦上でもっと出演者を増やし、規模を大きくして配信だけでなく最終的に地上波(編集有)で放送できれば、そこから東京の地上波を目指す。
関西放送のベストヒット歌謡祭の様になれればね、、、

関東での知名度の基盤を作るという意味では関東ローカルでも良いから地上波番組を何かやる事、例えば今なら未完全TVとか、非公式とか、、枠を買い取り放送する。キー局よりは安上がりだろう、、
因みに、STU48は東京MXというローカル局の深夜にせとチャレSTU48を毎週放送しており、シングル曲の良曲というのもあるが、これが根強い人気を作っていると思う。

いくつか策を考えてはみたもののこれらは運営の問題でありメンバー達でどうこうできるものでもない。在京の音楽番組関係者の常識を如何に壊す事が出来るかどうか、、
メンバーが出来るのはマメに大海に釣り糸を垂れるだけ、、大物がかかる事を夢見て、、、

(とはいえ、最近は自分でも地上波はほとんど見ない、TVの80%はYouTubeを見るようになってるからなぁ、、、、)


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