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チック・コリア DUET with 上原ひろみ 2007.9.26 @BlueNote TOKYO 1st Show(2007.9.27)

9/26 wed Blue Note TOKYO 

現代ジャズ界を代表するチック・コリアと、上原ひろみが共演! 
ひろみさんがブルーノートに登場するのは、今回初めてではないでしょうか?
(間違えていたらごめんなさい)

この、夢のようなライブの1stステージを聴きくことができました。 

このライブは、チック・コリアが3組のゲストを迎えて共演する
『CHICK COREA Rendezvous in TOKYO』という企画のもので、
その1組目のゲストがひろみさんというわけです。 
テレビで、去年の東京JAZZの模様や、音楽番組で共演したのを見て
色々と想像していたのですが、それを遥かに越えたステージでした。

僕が座っていた位置は舞台に向かって右手側の後方。
チックの顔が正面に見えるところ。
残念ながらひろみさんの表情は全くわからなくて、時々指の動きが見えるくらい。でも、それもあまり気にならず、驚くほど音楽に集中出来ました。 

やはり、チック・コリアがスゴすぎです。
ジャズ界の巨匠に対して大変失礼な表現ですが、
「ピアノが上手い!」というのが正直な感想でした。
 
ひろみさんに対しては「どんな球が来てもボクが全部受け止めてあげるよ」
といわんばかりの余裕の笑みに貫禄。
そして、時折見せる真剣勝負の表情が、これまたカッコ良い。 

対するひろみさん。
彼女から出て来る音楽だけを聴くと、いつも通りに激しいのですが、
相手の問いかけに対して冷静に応えようとする意志、というのでしょうか
それが強く感じられました。
その姿勢が、なんていうか、すごーく真摯なんですよね・・・。 
ここが一番の感動のツボでした。

・・・と、エラそうにスミマセン。
というわけで、
Blue Note HPから勝手にお借りした1stのセットリスト。

1. WINDOWS 
2. OLD CASTLE, BY THE RIVER, IN THE MIDDLE OF FOREST 
3. FOOL ON THE HILL 
4. PLACE TO BE 
5. CHILDREN’S SONG  
6. ? 
EC. SPAIN 


「OLD CASTLE~」に大喜びして、
意外な選曲「 FOOL ON THE HILL」に驚き、
新作映画のテーマ曲もいきなりデュオで聴けるという贅沢さ。 
僕のお気に入りは「CHILDREN’S SONG」。
初めて聴きましたが、クラシックの現代曲に似てる気がします。
 細かいパーツを緻密に積み上げていくかのような真剣勝負に拍手!
  
そして、アンコールの「SPAIN」!

 2ndが観れなかったのは悔やまれますが、何も思い残す事ありません。 

でも、早くも次が待ち遠しい。 
二人の共演が聴けるのは、いつになるのかな・・・

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