見出し画像

SAVE LIVE MUSIC 4 Hiromi SOLO "STANDARDS" @BlueNote TOKYO 2022.1.11 2nd, Live Streaming 1.13 2nd



SAVE LIVE MUSIC 4も、とうとう最後のプログラム「STANDARDS」に突入。

ひろみさんのスタンダートといえば、
HIROMI'S SONICBLOOMでのアルバム
「BEYOND STANDARD」が思い出されますが、
このアルバムのリリースから既に14年も年月が経ったのですねぇぇぇ。

ひろみさんはこれまでのピアノソロ公演でも
時折スタンダードナンバーを織り交ぜて演奏されていましたが、
今回のようにスタンダードナンバーのみで構成されたステージは初だと思います。

しかも、ひろみさんチョイスのスタンダードナンバーですから、
 ”誰もが知ってる曲のオンパレード” というセットリストにはならないと予想。
嫌が上にも期待が高まります。


というわけで、まずは2022年1月11日(火)2ndショウ。

せっかくの楽しいライブだというのに、
翌日は朝からヘビーな会議が入っていたので
ノンアルのアップルジンジャーモヒートでガマン。
でも、モヒート美味。

この日の景色はこんな感じ ↑
お気に入りのカウンター席から。

コラボメニュー麺の第三弾、タタンタタンタン麺MISO

坦々麺と味噌の超良いとこ取りラーメン。
朝から大雨で厳寒の日だったので、毛細血管の隅々まで血液が行き渡って
大変美味しゅうござぁました。

と、コラボメニューを楽しむぞタイムも存分に満喫した後、ライブ開演。

毎度代わり映えしませんが、
感動しまくり鳥肌立ちまくり👊で血湧き肉躍る時間。
至福の時でした~♪

トランス状態に入ったひろみさんは、
凡人には見えない&聞こえない様々なものをキャッチして、
ピアノを弾くことで聴き手に通訳してくれているかのよう。


そして、曲名はほぼ分からず😅

1曲目は小曽根さんとも共演したガーシュウィンの「3つのプレリュード」。

・・・だそうです(ひろみさんのMC聞いて判明)

楽章間で起こってしまう拍手を「まだ続くよ」と言わんとばかりに蹴散らして
演奏を続けるひろみさん。
のっけからこれを聴けてテンション爆上がりでした。

2曲目はジャズスタンダードの王道、数々の偉人にカバーされ、
ひろみさんの「BEYOND STANDARD」にも収録されている
「Softly As In A Morning Sunrise」。
MCで曲紹介があったので曲名が判別できましたが、
事前情報無しだったら分からなかったと思います。
まさに新装2022年版という感じでした。

チック先生の曲は分かりました、3曲目「Windows」!

4曲目、自然と体が揺れてしまう楽しいナンバー。
後にオスカー・ピーターソンの曲と判明、納得。

5曲目はレッチリの「Under the Bridge」
野獣ひろみによる熱々渾身のナンバーでした。
「このイントロ聴いたことあるけど、なんだっけ?」が脳内ループ。
そういえば、スタンリー・クラークのバンドに参加されていた時のアルバム
「Jazz In The Garden」に収録されていましたね、と数日後に気付く。

6曲目は全くの初見曲ではありましたが、手に汗握る疾走感が最高!
ベースラインが超カッコ良いし、THE上原ひろみ!という曲。
この日の演奏の中で特に印象深かったです。

初めて聴く曲だからこそ予想外の景色に導いてもらえる、
これも良いですよね~😌
この日のひろみさんのピアノは特に新鮮に感じられました。


で、アンコール。

突然、STAR WARSのメインテーマが鳴り響き、
ステージ上のスクリーンに映し出された「CELEBRATE 100th」の文字。

なんと、1月11日2ndショウがSAVE LIVE MUSICシリーズの通算100回目公演!
単なる偶然でこの回のチケットを取ったので、びっくりするやら嬉しいやら。

ステージ上でくす玉が割られ、ひろみさんから感動のスピーチ。
「あれ?ひろみさんてブルーノートの社長なの?」
と勘違いするくらいに経営者目線の感謝っぷり。

この流れで聴いた「LEAN ON ME」が、また格別で。

ひろみさんの決死の覚悟に支えられているからこそ
SAVE LIVE MUSICは続いているんだなぁ、とあらためて実感。
毎回感動をいただいているこちらのほうが感謝ですよ。
ホントに最高、最高以外に言葉がない。


そして、1/13(木)2ndショウをLIVE配信で。
SAVE LIVE MUSIC4のファイナルかぁと感慨深かったです。

配信の場合は毎回そうなのですが、会場で聴くよりも落ち着いて聴けるので、
細部にまで耳が届きますね。
ジャズのみならず、クラシック、映画音楽(当然STAR WARS)、
そしてひろみさんオリジナル曲からも、
様々なフレーズがインプロビゼーション中に盛り込まれてました。
2度美味しい「STANDARDS」ってわけですね、さすがひろみさん。

アンコール前のMCでは、子供の頃のひろみさんご自身の体験談として
ブルーノート東京で海外の有名ミュージシャンのステージを観た経験を
語ってらっしゃいました。
大切な場所を守りたいという気持ちは、
ここからも湧き出でたものだったのですね。

2年前からのSAVE LIVE MUSICシリーズですが、
数えてみたら14ステージを観させていただきました。

今回の第4弾も楽しかったなぁ・・・

コロナ禍かどうかは関係なく、
僕にとって、ひろみさんのライブは最高に幸せな時間です。
これからも、その日その時にしか生まれない音楽を探す旅に
ご一緒していきたいと思います。


SAVE LIVE MUSIC4
Hiromi SOLO "STANDARDS"

2022.1.11 Tue 2nd @ブルーノート東京
2022.1.13 Thu 2nd Live Streaming

SET LIST 

1. 3 Preludes (G.Gershwin)
2. Softly As In A Morning Sunrise(Sigmund Romberg)
3. Windows (Chick Korea)
4. Gravy Waltz (Oscar Peterson)
5. Under The Bridge (Red Hot Chili Peppers)
6. Sweet Georgia Brown (Oscar Peterson)
EC Lean On Me (Bill Withers)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?