上原ひろみ × 熊谷和徳 2011.4.27@ BlueNote Tokyo 1st & 2nd show (2011.4.29)

4/27 Wed  BlueNote Tokyo  1st & 2nd Show

BN

東日本大震災チャリティー第2弾、そして最終日。

上原&熊谷組のライブは過去にも数回観ています。
その素晴らしさはわかっていたつもりでしたし、
今回、それを上回る素晴らしさのはずだと確信していましたが、
まさかここまでスゴいとは!

毎回、似たようなこと書いてますが、
本当にそうなんだから仕方ない、って感じです。

なにが素晴らしいかって、もちろん全部なんですけど(^^;)
持てる力を「すべて振り絞った」という表現がぴったりで、
これだけのものを受け取っても元気が出ない人、
笑顔になれない人はいないだろ、というくらいの、
渾身のステージでした。

1stは、いつものお気に入りの後ろの席で、ステージ全体を見渡しつつ。

2ndは早い番号をゲッチュー出来たので、熊谷さんのド真ん前。
座席をアサインしてくれたブルーノートのおねえさんにも「熊谷さんに蹴らてもおかしくないお席ですよー(笑)」と言われました。

結果的に、熊谷さんに蹴られることもなく、
人間業とは思えない驚異の足サバキをガン見して来ました。

熊谷さんは宮城県のご出身だそうで、
タップソロの曲「TOUHOKU」を演奏。
どことなく和太鼓の響きするなぁと思いながら聴いてました。

地震後、しばらくは無気力だったそうですが、
ひろみさんから電話でライブに誘われ、ライブをやってみたら元気が出た、
というようなことを仰ってました。
言葉にするよりも説得力の強いたくさんの想いが溢れ出ていたと思います。

1stでは「Spain」が圧巻でした。
2ndでは「ラプソディー・イン・ブルー」が圧巻以上。
途中でレッチリが挟まれたりしつつ、この曲だけで何分演奏したんでしょ。
1stで既にスゴいことになってたんですよ。

それどころか、4/24から毎日2ステージやってきた、最後の最後ですよ。

ひろみさんは、ステージをこなす度に、逆にパワフルになるような感じです。
まあ、それは何となく、想像できなくもないのですが。

気合いと根性の人「上原ひろみ」と友達になるだけあって、
熊谷さんのそれも相当なもんです。
類は友を呼ぶんですねー。

2ndはネット配信されたそうです。
被災地の方々にも届いていることでしょう。

2ndのアンコールの最後で「ふるさと」の旋律を聴いた時には
泣きそうになりました(泣いてないけど)

この最高の時間を共有できた全ての方々に感謝です。

セットリスト
--1st--
1. I MEAN YOU 
2. SAKURA 
3. BERN BABY, BERN 
4. HAZE (piano solo)
5. TOUHOKU (tap solo)
6. SPAIN 
EC. LEARN ON ME 

--2nd--
1. BRAIN TRAINING 
2. PLACE TO BE 
3. TOUHOKU (tap solo)
4. 上を向いて歩こう (piano solo)
5. RHAPSODY IN BLUE 
EC.WHAT A WONDERFUL WORLD

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?