13th 東京JAZZ 上原ひろみ THE TRIO PROJECT @東京国際フォーラム 2014.9.7 (2014.9.13)

9/7 Sun 東京国際フォーラム 

日曜日は昼夜の両方に参戦。

今年はかなり豪華な出演者だったと思います。
そのためか、1日通し券は先行予約ではずれ。
昼と夜バラでなんとか取れました。

tokyojazz2

昼の部「THIS IS JAZZ」
・The Quartet Legend featuring   
ケニー・バロン(p)
ロン・カーター(b)
ベニー・ゴルゾン(sax)
レニー・ホワイト(ds)

・小曽根真 featuring No Name Horses VS クリスチャン・マクブライド・ビッグバンド
リーターのベース、管楽器、ドラム、いづれも超絶技巧のオンパレード。
ただただ圧倒され続けてました。
いや~~すごい、カッコ良すぎでしょ。
No Name Horsesのガーシュウィンも良かったけど、
あの流れだったらスタンダードナンバーとか、
十八番のオリジナル曲やった方が良かったのでは?
合同バンドではリハの3時間前に小曽根さんが書き下ろした曲を演奏して大喝采。結局、これがやりたかったんですよね。
このステージを生で聴けて幸せでした。

・ハービー・ハンコック and his band featuring ヴィニー・カウリタ(ds)、ジェームス・ジーナス(b)、リオーネル・ルエケ(g)
ハービー・ハンコックは、ビックネームだけれども
ジョニ・ミッチェルのトリビュートアルバムしか聴いたことなくて。
だから「本来はこういう音楽をやる人だったのかぁ」が精一杯。
周囲はかなり盛り上がってました。

夜の部「DISCOVER」
お目当てはアーマッド・ジャマルと上原ひろみトリオ。

・アーマッド・ジャマル(p)
 マヌエル・バドレー(per)
 レジナルド・ヴィール(b)
 ハーリン・ライリー(ds)

このステージを生で聴けて幸せです、感無量です。

舞台袖から出て来た時には歩みがゆっくりで、
やっぱりおじいちゃんだなぁと思いましたが、
鍵盤に触れたら全く別人。

軽やかで繊細な美しい音色、
柔らかくタッチしているように見えるのに芯のある音。
会場がアーマッド・ジャマルの世界に一変しましたね。

自身はあまりピアノを弾かず、指でプイッとソロを指示。
んで各プレイを聴きながら満面の笑み。
この笑顔が「Love and Laughter」か、と。

80歳を越えてなお第一線で活躍しつづけるかっこよさ、もう最高!
僕の「一生の思い出ライブ」リストに追加です。
ひろみさんが花束贈呈したシーンも感動でした。

・上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト 
 feat.アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス

年末年始ブルーノート東京での”ワールドプレミア”以来。
またしても、最高が更に最高になった瞬間でした。
3人の集中力が半端なくて、
どんどん鍛え抜かれていくアスリート集団を観ているかのよう。圧巻!

MCで、12年前にアーマッドに紹介されて前座で初ライブをやり、
それから一回りして、
今回日本で同じステージに立てたことが嬉しいと言ってました。

そーですよねぇ、嬉しかっただろうなぁ。

僕が最初にひろみさんのライブを観たのが2006年、今から8年前。

それ以来、聴く側のハードルは上がる一方なのに、
それを大きく飛び越えて常に最高の感動を届けてくれるってスゴイですよ。

ライブ以降に「ALIVE」のCD聴いてますけど、既に色褪せて聴こえます。
今回は1階後方下手寄りの席でしたが、この辺、意外と良いかも。
ステージはさすがに遠いですが、両側のモニターが自然に目に入るし。
音は、ベースが聴こえにくかったり、ピアノ音量だけ大きく感じたり、
というのは多少あるものの、前方で聴くよりは全然良いと思いました。

年末ツアーが楽しみすぎる~~

SET LIST
1. MOVE
2. Playe
3. Warrior
4. Dreamer
5. Alive
EC. Spirit

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