上原ひろみ グラミー賞受賞(2011.2.17)
既に大盛上りですが、
上原ひろみさん参加の「the STANLEY CLARKE BAND」が
グラミー賞受賞ですね。
ノミネートされてるのは知ってましたが、実際に受賞されたことについては、
恵比寿でのライブ会場で鶴瓶さんの口から聞くまで知りませんでした。
会場で直に「おめでとう拍手」が出来たのも嬉しかったし、
グラミー受賞後の初ライブという貴重な空間に居合わせることが出来たことを
神様に感謝です。
ライブ当日の夜のニュースや、翌朝のニュースでも
たくさん報道されてましたね。
2/14と15は会社の研修があり、
会社の全営業マンが東京に集まっていたのですが、
会う人会う人、「グラミー受賞、おめでとうございます!」と
僕に声をかけてくれるじゃありませんか♪
その他、事務職の人やら、学生時代の友人やら得意先の人までもが、
続々と祝福メールを送って下さいまして。。。
最初は「おめでたいのは僕じゃないですよっ」と返していたのですが、
何回も言われているうちに、自分が受賞したような錯覚に陥りました笑
そして、うちの会社内での「上原ひろみ」認知度の高さが、
さらに嬉しかったりして。
と、僕もこんだけ舞い上がっておいて、
せっかくのお祝いムードに水を差す気は無いのですが・・・
ひろみさんが受賞したのは事実ですが、
正確には「ひろみさんが参加した作品」が受賞したわけで、
しかも、アルバムの後半6曲に参加、なんですよね。
とはいえ、アルバムジャケットには
「featuring Hiromi」(Hiromiはデカい文字)とあり、
ライナーにもきちんと「Very Special Guest、Hiromi」と書かれているし、
オリジナル楽曲も提供しているし、
ワンランク上の待遇なのは間違いありません。
ただ、TVでは、あたかも「上原ひろみ」が受賞したかのような扱いだし、
僕の知人達も皆そう理解してました。
間違いじゃないんだけど・・・ここに少しばかり違和感がありまして。
そんなの気にせず、ファンとして素直に喜んでいればいいんだと思いますが。
周りのお祭り騒ぎを他所に、TVの情報番組に出演した時の
ひろみさんのインタビューが秀逸。
浮かれる周囲を笑顔で受け入れつつ、
冷静に自分のポリシーを貫いているひろみさんを見て、
さすがだなぁと思いました。
僕が見た番組のインタビューは2つだけですが、
「毎日毎日、常に(←ここを強調)全力でがんばり続けること、
それをコツコツと積み重ねることが大切」と淡々と語ってました。
賞を取るのが目的ではなく、あくまでも結果である、と。
毎回、この主張は、決してブレないですよね。
改めて感銘を受けました。
きっと普段も、地味に地味に、膨大な時間をかけて
基礎練習とかやってるんでしょうね。
小さな努力の大切さをピアノから学んで、
それが彼女の生き方に反映されてるんだと思います。
近い将来、ひろみさんのソロやリーダーの作品で
権威ある賞を受賞されると思います。
その時ひろみさんは、きっと受賞を喜びつつも、
スタンスは変えずに淡々と我が道を突き進むんでしょうね。
ひろみさんの音楽も大好きだけど、
アーティストとして、人間としての姿勢が好きです。
改めて、グラミー賞受賞、おめでとうございます。
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