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食べ放題の焼肉キング

1位牛角 602店
2位焼肉きんぐ 268店
3位あみやき亭 179店
4位安安 177店
5位安楽亭 166店

店舗数では第2位ですが、売上がこの10年で10倍以上も伸びています。

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物語コーポレーションに新たに社長に就任したのは加藤さん(35歳)で創業者の小林さん(72歳)に意見をはっきりといいます。

社長の加藤さんは「考えている時間が自信になったり、プロとして成長の時間になっている」と言っています。
彼が大切にしているのが「全社開発型」というもので、普通は、メニューや外装計画は本部が考えるものだから、店舗にいる人は営業だけやればいいとなりがちだが、現場で売れないと思うものがあるのなら意見を提案して明言することが必要でそこから議論が巻き起こって開発が進んでいくという考えが全社開発型だそうです。

明言しないと人は成長しない。

焼肉キングの店長はみんなプレジデント、意思決定は自分でできるようになっています。
マニュアルがないので、店独自のサービスがあるそうです。

業態は簡単に真似されてしまうので、他と差別化するために、毎週月曜と火曜は1日中議論をしていて、喋る人を応援して、喋らない人はいじめるように激励して全員が意見をいうようになったそうです。

創業者の小林さんは、学生時代に就活に失敗して就職することができなかったそうです。母親が営む和食店で働き、30歳で社長に就任したが、うまくいかなかったそうです。
そのとき、今まで自分で意思決定してこなかったことに気づいたそうです。
だからこそ、「自分の人生は自分の意思でしか前に進まない」ことを伝えて続けています。
そのため、物語コーポレーションで働く人は、自分のことは自分で決める。意思決定できるリーダーを育てたいという理念を持っています。

経営理念はスマイル&セクシーだそうです。
セクシーは、「自分の思ったことを言おう」、「自分らしく美しく生きよう」という意味で、スマイルは、人間的な暖かみのある行動だったり、マナーなど色々なものが含まれている「自分の人間力を包括した言葉」であります。
これをみんながやっているから企業が伸び、人が育っているんでしょう。

35歳で社長になった加藤さんは

「遠慮と謙虚は違う!」

年上の方と働く上で謙虚であることは大事だが、遠慮していたら仕事にならないのではっきり意見を言っているんだと感じました。

創業者の小林さんも、社長の加藤さんも就職説明会では、会社説明でなく、自分の就職活動の物語を語っています。
2人の物語に人がついてくるんだと感じました。

私自身も意思決定できるリーダーをこの世の中に輩出していきたいです。

35歳とは思えない、加藤さんの発言に衝撃を受けた1日でした。

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