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手の届く経済圏を

僕の仕事においての考えの中に
自分の周りの人間だけで必要なものが揃う
村社会を作ることができたら

小国みたいな感じで、その中で経済を生み出すことができる。

と言うのがあり、

barを始めてからはそれがリアルに感じられるようになりました。

今の時代はサービスの質で差がつくことは少なく
付加価値の差や、人の価値で求められるようになっており

僕のお店もお客さんは、

僕に会いに来たり、店長に会いに来たり
他のお客さんに会いに来るために来店します。

最近言われて嬉しかったことが

『どうせお金を落とすなら、やっすんのところがいい』
と言ってもらえたことです。

これは、僕がお店のコンセプトにしている
「ふらっと気軽に立ち寄れる場所」が浸透してきてる証拠かなと。


手の届く経済圏とはこのことで

自分がお金をどうせ使うなら、
自分の知り合いの店に行くように

それぞれが提供できるサービスがバラバラで
相互にサービスを利用して、お金を知り合いの中で回すことができたら
価値は増幅するが、お金は減らないということが起こります。


衣食住に関しても
服屋さんをやっている人のところで服を買い
飲食店をやっている人のところで食事を済ませ
住居を提供してくれる人から家を借りる。

それぞれの人はお金を介してモノを買っているが
実際は物々交換とあまり変わらない形に。

お金というものは、権力者が一つの測りとして用意したものだから
それを使い続けるということは、搾取構造に入るということ。

ルールを作った人が一番ルールを熟知しているように

お金を作った人(発行できる人)が、資本主義社会では一番強くなるので

僕は、自分の周りに小さな経済圏をつくり
お金というものを最悪介さなくても

生活は成り立つようにしたいなとこっそり考えています。

まだまだ実現は遠いですが、
お客さんに、飲食業、美容師、エンジニア、アパレル卸業など
多種多様な人が来るようになり

イメージがより明確になった気がするので
今年はこれを形にしていこうと思います。

そのためにはまだまだ力が足りないので
今年1年は修行の年にしていこうと思います。

サポートしていただけたら、直接あった時に少し優しくなります。