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畑探訪 初夏①

畑という言葉を使いながら、実際の畑の様子をしばらくアップしていなかったので、久しぶりにアップしてみます。初夏の畑は一雨ごとに大きくなり、草も勢い良く伸びてきます。畑に興味がある方はもちろん、普段はスーパーでしか目にしていない方も楽しんでいただければ幸いです。質問も歓迎しますので、お気軽にどうぞ。なお、野菜の挿絵はかんざきかりんさん、罫線はOSSOさんのものを使用しています。訪問してみてください。

さて、初めはズッキーニです。黄色い花が鮮やかです。花も素揚げや天ぷらにして食べることが出来ます。実がなりはじめて4、5日で大きくなります。オリーブオイルで炒めると美味しいです。

続いては、金時草(水前寺菜と呼ぶ地方もあります)と目の前はレタスです。金時草は、夏場に貴重なお野菜です。葉の裏が紫色で、ゆでておひたしにすると独特のぬめりがあって、のどごし良くいただけます。レタスは一回収穫が終わったあとに、再び葉が茂ってきました。根がしっかりしていると、こんなに逞しく再生します。このあと、真ん中から茎が伸びて、花を咲かせます。人もかくありたいものです。

つづいては、夏の野菜の代表の枝豆です。まだ、房が小さいですね。豆類(枝豆、大豆、インゲン、落花生)は、畑を肥やしてくれます。豆類は、根の部分に根粒菌という菌を利用して、空気中の窒素分を地中に蓄えます。これが葉物の成長に欠かせない栄養素です。自然農法では、この機能を利用して無肥料での栽培を実現しています。枝豆はからからに乾燥すると、大豆として収穫できます。

夏の風物詩といえば、スイカ無しには語れません。甘くて美味しいスイカは、鳥たちにとっても大好物です。放っておくと、まだ青いうちにきれいに食べられてしまいます。今年は小玉スイカを3種植えてみました。農家の人からは、スイカやメロンは農薬無しにはできないと言われましたが、3年間無事に収穫できています。葉が柔らかい時期にアブラムシがつくことがありますが、ここさえ乗り切れば、ほとんど手間がかかりません。摘果(成長の良いものをすぐって残すこと)もしません。

野菜だけではなくて、花も植えています。こちらの花は百日花です。長い期間、花を楽しむことができるため重宝します。

こちらはブラックベリーです。植えてから3、4年しか経ちませんが、たくさんの実を付けます。こちらも1本だけですが、年ごとに大きくなるため、広い場所に植えます。今年は挿し木にも挑戦してみました。

初夏の畑の様子はいかがでしたでしょうか。少しでも興味を持っていただければ、うれしいです。ご感想などお寄せいただければ、今後の励みになります。

(了)






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