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【引退馬】TCC会員になって1年 これまでの体験について

一口馬主をやっていて必ず頭によぎるのは引退後の処遇
競馬は産業ですし、娯楽として楽しんでいる以上、綺麗だけ言っていても仕方がないと思い、引退馬支援としてTCCに入会したのがきっかけでした。

今回はTCCに入会するまでの経緯とその後の体験について共有できたらと思います。

TCCと知り合ったきっかけ

元々、引退馬支援に興味を持っていた筆者はふるさと納税での支援を前提に考えておりました。そこでいくつかの自治体を見ていたところ福永元騎手のキャップを返礼品として提供していた栗東市と出会ったのがきっかけとなります。

すぐに返礼品であるキャップが自宅に届いたのですが、一緒に付いてきたのがTCCセラピーパークの見学体験ツアー。
関東に住んでいる筆者は返礼品としていただいてから半年以上かかりましたが、昨年の5月ついに栗東へ行くこととなりました!

ホウホウサーベルとの出会い

コロナ禍で、久しぶりの関西への旅行、初めての栗東&施設見学とわからないことだらけでドキドキ感があったものと記憶しておりますが、よく考えたらこの時からTCCの方は本当に丁寧に対応してくださるという印象で、施設の目的や預託馬のことを色々と詳しく説明していただきました。

筆者は現役時に馬券のお世話になっていたメイショウナルトに会うのが1つの目的だったのですが、一通り見学を終えようとした時、最後に出会ったのがホウホウサーベルでした。

その時はかなりおとなしかった印象ですが、脚の怪我のこと、この先関東の施設に入る予定があり、当時支援を積極的に募集していたこと。
それらの要素に加えてTCCの理念にも共感できたことから、TCCへの入会とホウオウサーベルへの支援を決めた次第です。

会員としての「体験」

入会した当時は特に何かをしたわけでもなく、一口馬主のようにただ進捗を見ていただけでした(汗)
今ではその期間が勿体なかったと後悔しておりますが、提携牧場とふれあいができるということを知り、入会から半年が経った昨年12月にキクノストームがいるアンフィ乗馬クラブさんへお邪魔することに。

現役当時を知っている馬だったので会えた嬉しさはもちろんのこと、お手入れを体験させていただいたり、東京から車で2時間近くかけて行った甲斐があったと感じるほどの満足感でした。
そして「また行こう!」とフルーキーのいる乗馬クラブ 白井ホースガーデンさんやロサギガンティアのいる緑の馬牧場さん、サトノユニコーンのいるステイブル アミエストさんなど毎月関東周辺の牧場を予約して、そこではふれあいだけではなく引き馬や体験乗馬も行うようになっていきました。

引き馬後のフルーキー

ホウオウサーベルとの再会

そしてついに叶ったホウホウサーベルとの再会です!
TCCセラピーパークで初めて会った時の様子が嘘のように、かなりの元気&やんちゃぶりで我が子のように?嬉しい気分になりました。

他の馬ももちろん可愛いのですが、やはり支援馬には他にない特別感がありますね。

「入り」として現役当時を知っている馬に会いに行くことからスタートしましたが、その後は活躍有無は関係なく、むしろふれあいを通じてそれぞれの馬のストーリーを勉強する機会にもなっております。
そして何よりも人、施設の方々のお人柄や馬への愛情には毎回驚かされるばかりです。

そしてついに人との繋がりへ

そんなこんなで約1年が経ち、ついに今年の5月にTCCのイベントであるTCC交流会に参加させていただきました。
最近オープンしたBafunYasai TCC CAFEは雰囲気の良い落ち着いた店で、山本代表ともお会いでき、そして同じく参加されていた会員さんはそれぞれ違ったバックグランドでTCCと関わっているということを知れたのも一つの収穫・意義であったと感じております。

そして何よりも手の込んだ食事で…ここぞとばかりにローストビーフをたくさんおかわりしてしまいました(笑)

そんな暴飲暴食もありでしたが、この1年間一口馬主では経験のできない様々な出会いをさせていただいたと今は感謝の気持ちでいっぱいです。

今後の馬との関わり

もちろんTCC会員は継続していくつもりですが、今後は乗馬を趣味にできるよう毎月1回ぐらいのペースでレッスンを受けて行こうと考えております。

先日も乗馬クラブ アトラスさんでドラゴンバローズに乗ってきましたが、中々前に進んでくれず…涙
まだまだ時間がかかりそうですが、また進展が会った際は皆さまへその過程を共有できればと思います。

こんな感じでいかがだったでしょうか?
一口馬主とは違い、馬は出走しないですが競馬以上に馬との接点が近くなる引退馬支援。少しでもこの魅力が伝わったらと願っているところです。

不明点や気になる点などがあれば、筆者の目線で伝えられる限りのことはお伝えしますので、遠慮なくコメント頂けますと幸いです。
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございます!!

自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。