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【神戸新聞杯】世代の種牡馬を決める舞台: 近年の不振から復権となるか!?

明日は久々に阪神で行われる神戸新聞杯
牡馬3冠最終戦となる菊花賞トライアルということもあって、例年好メンバーが揃うG2戦となっております。

今回はその神戸新聞杯の注目ポイントとかつての優勝馬の現在について書いて行きたいと思います。


もはや種牡馬決定戦の様相

ディープインパクト・オルフェーヴル・コントレイルも出走して勝利したレース。そんな3冠馬たちだけでなく、過去20年の勝ち馬を見て行っても種牡馬になっていない馬(※現役馬を除く)はドリームパスポート・リアファルと死亡したイコピコ・ワグネリアンのみという錚々たるメンバーとなっております。

言い換えればこのレースを勝った馬が、その世代の種牡馬最有力候補ということでしょうか。
そういった意味では気は早いですが、ジャスティンパレス・ステラヴェローチェが種牡馬入りするのか否かにも注目をして行きたいと思っております。

そしてこれら勝ち馬の大まかな共通点としては…

・ダービー馬
・ディープ系/キンカメ系/ハーツ&ステゴ
・ダービーと同騎手 or リーディング上位騎手への乗り替わり
・社台/ノーザン系 or ノースヒルズ生産馬

ということで、今年の出走馬ではディープ系 + ノーザンF生産馬 + ダービーから継続騎乗となるサトノグランツ&ショウナンバシットに注目して行きたいと思っております。

待ちに待ったステラヴェローチェの復帰

2021年の本レース優勝馬で、2022年3月に行われたドバイSC以来、レースに出ていなかったステラヴェローチェが、来月行われる富士ステークスで復帰とのニュースが入ってきました。

怪我なのかすらわからない状態で長期休養に入ってしまったため、yahoo!で「ステラヴェローチェ」と検索すると「現在」「次走」「行方不明」「屈腱炎」「失踪」などと出てくる状況です(苦笑)

前走の直前にオーナーである大野剛嗣さんが急逝し、父でオオノ開発の創業者でもある大野照旺さんへ馬主が変わったことも大きな要因ではないかと思いますが、馬主と調教師との対立などもしかり、人間の都合で放置状態だったのであれば(前述の種牡馬入りにも影響するでしょうし)かわいそうでしかありません。

そんな状況での復帰なので、ステラヴェローチェの復帰戦が元々活躍していた中長距離路線でもなく、脚に負担のかからないダート戦でもなく…超高速決着が濃厚な東京のマイル戦に持ってきたのも色々と勘繰ってしまうものです。

兎にも角にも富士Sで次に繋がるレースをして、秋のG1戦線で復活してくれることを願っております。

近年不振からの復権なるか

前述の通り歴代の名馬が通るレースでもある神戸新聞杯ですが、2020年の菊花賞馬コントレイルもアリストテレスにあわやのところまで迫られたことを踏まえると、近3年は不振と言ってもおかしくない状況かと思います。

東では先週のセントライト記念を優勝したレーベンスティールと2着で皐月賞馬のソールオリエンスがセントライト記念組の3連覇を狙っており、神戸新聞杯の威厳を保つためにも、ここはどの馬が勝とうとも本番では負けられないレースとなりそうですね。

個人的には「関東も強いけど、今年は関西組かな!」と思わせてくれるような、良いレースが見れたら…と思っている次第です。

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