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【一口馬主】 逆風を受ける東京サラブレッドクラブ: 不振の理由と今後の行方は?

割引あり

本日は広尾サラブレッド倶楽部の2歳募集予定馬に関して、価格や厩舎などが発表されるということで、今から楽しみにしております。

ただ筆者は広尾TCについて、決してポジティヴな気持ちばかりではなく…
パンサラッサが引退した今、アンモシエラが活躍している(かつ自分の出資馬でもある)ことで、その間は会員を続ける予定ですが、ブランドイメージや募集馬・価格帯などが変わらなければ、今後退会も視野に入れていこうかなと。

そんな広尾TCに負けないぐらい?厳しい状況に置かれているクラブがあるということで、今回はそのクラブについて書いていきたいと思います。


第一印象は華のあるクラブ

現在、特に厳しい状況に立たされているクラブといえば、東京サラブレッドクラブ。“東サラさん“ですね。

レッドやルージュの冠名で、G1でもお馴染みの人気クラブ。
クラブで活躍した馬が繁殖として活躍していたり、ノーザンファーム生産馬も多いことから、筆者から見れば「高嶺の花」に近いイメージです。

ただ確かに最近は、G1のレースで名前を聞く機会が減ったような気もします。

東サラの近5世代の成績

それもそのはず。従来は各世代、約50%の馬が勝ち上がっていたにも関わらず、近2世代は勝ち上がり率25%前後と半減しており、重賞クラスの馬も少ない状況となっております。

高額募集馬や期待されている繁殖牝馬の仔が走っていない。
確かにそれも事実だとは思うのですが、ここまで落ちる?と思っているのも正直なところです。

あの新興クラブの影響か!?

ではなぜここまで勝ち上がり率が下がったのか。
1つはノーザンファーム生産馬全体の勝率が下がっていることが原因かもしれません。

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