24/08/15 雲の名前

朝、起床してカーテンを開けると立体感のある雲がそびえ立っていました。
入道雲でもないし、なんていうんだろう。やっぱり『空の名前』は座右においていつでも引けるようにしておかなきゃか…。

明日関東にエグい台風がやってくる予定なので、昼休みにスーパーに行って買い物を済ませておきました。国道沿いで急に空が広くなるタイミングがあるのですが、そこで空を見るとやっぱり雲の立体感が雄々しい。
8月の雲…それも夏の終わりが近づいてる雲って感じ。


土曜の「シャルロットだけはぼくのもの」に備えて(?)、録画していた小市民シリーズの第5話「伯林あげぱんの謎」を見ました。

原作の感想にも書いたのですが、この回は「何が起こったのか」を解き明かす手並みを楽しむ話。そしてやっぱりアニメでも謎解きパートが端正で気持ちいい。
『春期限定』が2004年に出ているのに対して「伯林あげぱん」は2018年に初出(雑誌掲載)なので、これまで4話の春期からの流れで見ると明らかに太刀筋が洗練されているのも感じられました。
丁寧なロジックものはちゃんとアニメになっても良い、ということがなんだか嬉しかったです。

それにしても、こうして見ると謎解きシーンの場に健吾および新聞部のやかまし方が複数人いるのが実にちょうど良いですねえ。
名探偵が関係者を一同に集めて謎解きするスタイルがずっと廃れないのは、「謎解きの開陳シーンには口を挟む人が、できれば複数の視点や性格が揃っている方が進みやすい」というシンプルな理由があるのかもしれないと思いました。