24/08/17 義妹生活
台風一過のピーカン照り、最高気温37℃!
これが9月とかになると台風が去ってみると一気に「秋」になっていたということもあるのですが、しっかり夏に揺り戻してきました。でも予報を見ると、今日が今年最後の猛暑日かもしれませんね。
予約していた美容院に行きました。
以前は美容院で話しかけられるのが苦手だったのですが、あるときから美容院で楽しく話すコツは「聞き手になる」ことだと気づき、それ以来美容院が好きになりました。これ、パーティーとか合コンとかにも応用できるコツなんだろうな…行く機会がありませんが…。
今日は美容師さんが県庁の秘書課に配属されたお客さんから聞いたという県議会議員のフィクションみたいな生態について楽しく話を聞きました。
「義妹生活」マンガ版全4巻を読みました。
今期のアニメで放送されているのを見て、その独特な雰囲気に興味をいだいたのがきっかけの半分。もう半分は実家で暇してたら1巻がKindleで99円だったため。
「両親の再婚で突如同い年の義理の妹ができてひとつ屋根の下で生活することになる」というラブコメあるあるのネタをとことん突き詰めた作品です。
そもそも絶対気まずいよねという当たり前のところからはじまり、現代の高校生らしく線引きと言語化による交渉でお互いのパーソナルスペースを過剰なくらいに気遣っていく。
ただマンガ読んでると、バ先の書店の先輩JD(読売栞さん)がめちゃくちゃラブリーで良い意味でノイズになってるまである! 作中でこの人だけラブコメの流速が速すぎる。
…と思ってたんですが、序盤は抑制された雰囲気に対する緩和として、そして中盤以降はその流速によって話を動かすエンジンとしてきれいに機能していましたね。良いキャラだ。
ところで上に本作のアニメに「独特な雰囲気」があると書きましたが、その独特さというのは作品全体のとにかく静かで落ち着いた雰囲気のこと。「うまくいった◯ャニアニ」とでも言うべきか、色調からBGMから会話の中身やそのテンポまで、しっとりとした空気を帯びています。
マンガ版も思想は共通しているように思うのですが、いわゆるマンガ的表現もありアニメ版ほど際立って"静"には振っていません。改めてちょっとほっとけないアニメだと感じました。