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24/02/06 提灯に釣鐘というに当る

お昼に同僚を誘ってタイ料理を食べに行きました。

以前客先に行った帰りにおもむろに汚い言葉を教えてくれた同僚です。外国人に汚い言葉を教えたがるのは全世界の男子に共通なのでしょうか。大学時代にフランス人からここには書けないようなフランス語を教えてもらい、代わりにそれに相当する日本語を教えたところ、彼がそれをことあるごとに連呼するようになったのを覚えています。あと数日後には彼以外のフランス人もみんな連呼するようになったことも覚えています。広めるな。

行ったタイ料理のお店はちょっぴり高級なところでした。メニューにはいわゆるおかずだけが載っていて、ごはんは食べ放題なのだそう。ランチタイムのティーヌンみたいだ。

机の横に白米の入った器をセットするところがあり、卓上のボタンを押すと店員さんが来てそこに白米を補充してくれます。

左端の「続飯」というのが白米補充ボタンなのですが、他のボタンと比べると明らかに本来は別の用途…おそらくメニューを持ってきてもらうためのボタンだったことが伺えます。

エビパン、タイカレー、油淋鶏みたいなのを食べました。おいしかったです。油淋鶏みたいなのは本当に油淋鶏としか思えなかったのですが、あれもタイ料理だったのかしらん。

食べながら、同僚がまた汚い言葉を教えてくれました。食べながら教えるな。見せてくれた画像がこれ。

扶人玍抛:人の睾丸を握る◯人に媚びて取り入ること。
玍鳥比鷄腿:陰茎を鶏の腿に比する◯比較にならぬ、提灯に釣鐘というに当る。

『台湾俚諺集覧』という日本統治時代に書かれた本の一部分だそうです。
「人に媚びて取り入ること」の例えに「人の睾丸を握る」はおかしいだろ。ともだちんこってこと?

これは台湾語の慣用句なのですが、今でも普通に使われるそうです。台湾の子供はこれを使ってお母さんに怒られるそうな。
僕もこれから比べ物にならないって言うときは「陰茎を鶏の腿に比する」って言っていくか…。