24/08/14 百合ゾンビ

劇場総集編ぼっち・ざ・ろっくRe:Re:(後編)を観ました。
良かった~! 個人的にTVアニメ版は前半のほうが印象に残ってたんですけど、映画版は後半のほうが好き。改めて見ると後半ってすごく「劇場版」っぽいことやってるんですね。結束バンドのみんなで江ノ島に旅行へ行くところから幕を開ける感じのスペシャルイベントっぽさが実に劇場版。

前編を見たときの印象として、劇場版になったことでライブシーンの迫力がマシマシになった一方で、劇場版にするにあたって日常パートを絞っているため結束バンドの絆ポイントがあまり溜まらず、カタルシスの乗りがTVアニメ版と比べて弱いという印象がありました。
それに対して後編はすごく「絆イベント」が力強く置かれていて思い入れもマシマシ! 各キャラの動きもすごく良かったですねえ。ファミレスでセトリの相談するとことかめちゃくちゃ好き。ライブシーンはホロッときちゃった。
こうして見ると前編はぼっちちゃん視点の話で、後編は喜多→後藤の話だったなあ…。そういやTVアニメ版が地上波放送されていた頃、数年間消息を絶っていたTwitterの相互が突然起き上がってきてめちゃくちゃぼ喜多の話をしてRTをしまくっていたのを思い出しました。百合ゾンビ。

前編時点では「これからこのアニメを観たいという人にどちらか勧めるとしたらTVアニメ版を勧めるかも」と言っていたんですが、前後編どっちもやってる映画館が近くにある人は今一気見してほしいかも!

あとこれはしょうもないことなんですが自分が観て抱いた感想なんで書き残しておきます。

  • 後編がはじまってからしばらくの間ぼっちちゃんの意識がめちゃくちゃ不連続で、信頼できない語り手ものに見える。ミステリなら実はこいつが犯人。

  • 江ノ島のたこせんがめちゃくちゃリアルなの、劇場版だと更に面白い。

映画を見る前にそのへんで夕食を食べたのですが、生まれて初めて冷や汁といふものを食べました。冷や汁ってなんの味がするのかすら知らなかったんですが、鯖の味がするんですね。(レベル1の感想)


「シャルロットだけはぼくのもの」だーーー!!!
やったやったやったやったやったやったーーーーー!!!!

生涯ベスト10に入るほど好きなミステリ短編です。
「こうもり」が月9でドラマ化して「シャルロットだけはぼくのもの」がアニメ化する、なんて幸せな人生なんだ。