星占い鑑定その1 もうすぐ離婚-別居中の夫婦の星を読む-

古くからの知人、A子のエピソード。

オシドリ夫婦として知られていた夫婦に突如訪れた離婚の危機。

そんな状況を星を見ながら考えてみる。

気配り上手で人気者だったA子を、密かにずっと想っていたB男の想いが届いて結婚した二人。
二人の星を見る限り、A子がB男にトキメいたり、惹かれたり、という要素は薄いにしろ、二人の色のバランスが示すように、暮らしを心地よく過ごせる相性ではある。

よくも悪くも無難に日々を過ごせる関係性だけに、特に大きな事件もなく夫婦生活を割と長く過ごしていた。
離婚を切り出したのはA子。B男にとっては晴天の霹靂だったけれど、もはや関係の修復は難しい段階に来ている。

このように、特に相性に問題がなくても、関係性が調和的であったとしても、離婚することは起こる。

ならばやはり星占いなど、意味がないのではないか、と思われるかもしれない。

確かにそういう意味では(世間の期待する未来の予測、転ばぬ先の杖的には)、役立てられないものなのかもしれない。

できることとしたら、天気予報程度に、台風や嵐がくる(摩擦や課題がある)だろうということくらいで、具体的な被害や現象を事前に予測は出来ない。

ただ、過ぎ去ったことならば、問題の起きた後や渦中ならば、幾分かの参考材料にはなると思うし、
無駄に落ち込むより、星のせい、天の計らいとすることで、きっと心の役にはたってるはずだ。

さて、上記のお二人の場合、これは二人の相性がというより、A子の特殊性が引き起こしたことではないか、と思える。

B男は、4色全てを持っている、いわゆる”普通の感覚”が分かる人。4色ある分、いろんな考えや感情が渦巻く、自分の中での葛藤はあるだろうけど、4つの要素のどれかが全く分からない、理解出来ないということはない。

かたやA子。2色しかない。

よく、変わっていると言われる私でさえ、3色はある。

その色、個性の偏りに反して、A子は調和的に過ごしてきた人で、気配り上手ということで周囲からの評価も高い。
長年の知り合いだから言えることでもあるけれど、おそらくいろんなことを抑圧してきたんだろう。

心理学的に、抑圧していることは、シャドウとして外部からやってくる、と言われるけれど、確かにA子はいろんな人間ドラマに巻き込まれやすい。

最近A子はいろんな岐路に立っていた。その選択には大きく環境の変化が伴うことで、調和的なA子には珍しい決断の数々だった。

そんな中起こった、先の離婚話。

もう、これは”その時がきたから”ということだけだと思う。
誰のせいでもない、大きな何かの流れの中の一つ、A子の運命が動き出す一連の何か、のような。


例えば、引っ越しすることと、転職、離婚。大きく環境が変わるという意味で、これらは同列に考えていいことなのかもしれない。
けれど、後ろ2つはなんだか重い。

最近増えてきたことにより、多少の市民権を得てきたとはいえ、それを話す時の独特の重み、引っ越しを伝える時の、それとは大きく違う。
口には出さずとも、大丈夫?何かあったの?みたいなニュアンスが、聞き手の中に自然と発生するような。

そういう、見えない壁、調和の輪の中に入れない感覚。A子の星の配置からすると、そういう人と相容れない部分は、多分にあるはずなんだけれど、一見そうは見えない。
きっと頑張って輪の中に入り続けていたんだろう。

「そろそろそういう無理してる部分を手放して、好きにやってみたら?そもそも向いてないんだし。」

もはや一連の出来事は、離婚が、B男がというより、自分の生き方に違和感ない?という、星からの後押しだと思う。 
その個性、偏りを発揮する方向へ、好きにやってみてはどうだろうか、と思う。

離婚には確かに相当のエネルギーを使うし、消耗もする。だけれども、それを反転させられたらすごい底力にもなる。


ちなみに、A子と私の星の色を眺めてみたら、偏っているもの同士、チームとしていい成果が出そうな予感。

これを機に、何か一緒に始めようよ。




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