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『雨に霞む』

HALMUDAハルミューダとして、初めてのsingle曲! 2023.6.3~
(写真は、ハレスタストリート大画面に映った笑顔のHALMUDAハルミューダ(2022.4.2 当時は、遥-HARUKA-。撮影:@yasasiku_aritai)

『雨に霞む』の生い立ち

この曲が生まれたのは、多分、2022.1月下旬~2022.2月上旬だと思う。よく覚えていなくて申し訳ない。ツイキャス配信の中では、2022.2.7に無告知で初披露。新宿での路上ライブでは、2022.2.18に歌っており、その様子はmusic紫乃さんが撮ってくださり、YouTubeに上がっている。


それからも配信や路上ライブの中で歌い、リクエストされることも多い人気曲になった。2022.3.12 新宿駅西口でこの歌を歌ったとき、ドワンゴの方から声を掛けられ、池袋ハレスタストリートの出演(2022.4.2)につながった。
2022.6.24 single配信。翌6.25には、MVの配信開始。雨に打たれながら熱唱するHALMUDAの姿は、今も見れるので興味のある方は是非。

そして、2023.6.3 遥-HARUKA-改め、HALMUDAハルミューダとしてのfirst singleとしてリリース。

lovesong『雨に霞む』

 本人がいうところの「どストレート&初のラブソング」。切ない失恋ソング。「いなくなった君を探すために強く降っている五月雨の中に飛び出す僕」の視界を表現したとのこと。「視界が霞んでいるのは、雨のせい?それとも?」とのコメントもある。
 HALMUDAは、恋愛経験がそんなにないのでラブソングは作れないとよく言っていた。自分の経験では歌が作れないので完全に想像で妄想で作ったと話していた。しかし、その曲を聴くと「いやぁ。うそでしょ。」と思う。それくらいリアルな切なさを感じさせてくれる。歌詞に出てくる細かなディテールに、一緒に過ごしたであろう部屋の情景がありありと浮かぶ。
 私が思うに、HALMUDAは、恋愛経験は少なくない。きっと。

『雨に霞む』楽曲の成長

 この曲を初めに聴いたのは、アコースティックギターでの弾き語りだった。前述したように切ないラブバラードでとてもいいと思った。その後、ライブハウスで何度か自主制作の音源とギターの組み合わせで歌ったりもしていた。音源が入ると曲の奥行が感じられアコギ弾き語りとは違った印象になる。私は、ピアノの音がちょっと大きいかな、やっぱりアコギ弾き語りバージョンが好きだなぁと思った。しかし、配信リリース曲もMVも素敵。MVの再生回数は2万回を超えているので多くの人に好まれていることは証明されている。(ちなみにこのMVの監督さんは藤井風さんの「まつり」やVaundyさんの「泣き地蔵」他、いろいろなMV制作にかかわっている方だそう。)
 2023.1.21 1st ワンマンライブでは、ピアノでの弾き語りを披露(この時の動画は、TikTokにある)し、ファンとしてはハートになった目から涙を滲ませた。この歌は、ピアノの音がすごく似合う。  
 2023.6.3 HALMUDA初の配信single「雨に霞む」Self Coverとして、インディーズレーベル D.SKH Entertainmentからのリリース。私が、ここでごちゃごちゃ説明するよりも直接にサブスクで聴いていただければとは思う。ピアノの音とともに曲が始まり、少しずついろんな音が増えていく。ギターソロもかっこいい。プロの仕事というのはこういうことなのか、すごく自然に染みてくる。
 成長したのは、アレンジや演奏だけではない。HALMUDAの歌の成長ぶりがスゴイと私は思う。遥-HARUKA-の時の歌とHALMUDAハルミューダの歌を聴き比べて欲しい。ワイルドともいえるハスキーボイスで歌が上手いのは以前からそうだが、歌の強弱?メリハリ?何と言ったらいいのだろう?表現力?感情、気持ちの伝わり方が全然違う。遥くんの歌に出会ったときから感じていたメロディと歌詞が一緒になって伝わってくる感じが、メロディと歌詞と気持ちが一緒になって流れ込んでくる感じに変わっている。上手くなっていると思う。一年前とは違う。これからも心に響く歌を期待して待っている。

『雨に霞む』歌詞

 貴重な手書きの歌詞があったので、大公開!!
手売りCDにつけてくれていた。本人は、「何をやってくれてもいい。」「勝手になんでもやって。」と言っていたので載せちゃいます。

HALMUDA直筆の歌詞(コピー)

これからのHALMUDAにも期待

 HALMUDAの魅力は、まずは、一度聴いたら忘れられないハスキーボイス。そして、切なくも激しくも気持ちを乗っけて届けてくれる表現力。さらに、メロディも歌詞も繊細なところ。
 そして、なんといっても作る歌う曲の幅広さ。「雨に霞む」のようなしんみりバラードもいい。他にもポップな応援ソングも、ロックテイストな曲まであって、どれもHALMUDAなのがいい。
 「雨に霞む」は、配信リリースの第一弾で、その後も連続リリースして、現在、HALMUDAとして配信されているのは4曲ある。それを聴いただけでも良さは分かっていただけると思う。
 これから生み出されていくだろう楽曲にも興味津々。期待大なのだ。

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