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#路上ライブ #HALMUDA

2023.7.20 柏駅東口ダブルデッキ(写真:Instagram @mina_live_log)

柏駅で定期に行うのは最後の夜

 @下北沢MOSAiCでのワンマンライブ(2023.7.23)を控えたこの日、定期的に行ってきた柏駅東口ダブルデッキでの路上ライブは最後だった。そこそこの移動距離なので、正直「遠いなぁ。」と思っていたが、最後と言われるとなんだか感慨深いものがある。ともに見守っている数人も口々にそう話していた。

(写真:Instagram @mina_live_log)

圧巻の声量とパフォーマンス

 HALMUDAの声量はスゴイ。建物に囲まれた駅前ダブルデッキでは、声がすごく響いてこだまする。この日もオリジナル曲「ニンゲン」を歌っているときに5弦が切れてしまい、「アカペラでもいけるよね?」と後半はアカペラで歌ってくれて、気持ちよいほどに声が響いていた。HALMUDAが「うぉぅおぉぅ。」と歌った後、「うぉぅおぉぅ。」とレスポンスを返したくなるのは私だけだろうか?ワンマンライブでこの歌を歌ってくれるなら、是非とも一緒に歌いたい!
 HALMUDAは、ギターを弾くとき、歌うとき、よく動くようになった。許可されたエリアを示すテープの線の中を前後に左右に動く。写真を撮ろうとしても動きが早くてちゃんと撮れない。身体をかがめて一心不乱に丁寧に力強くギターをかき鳴らす。時にはのけぞってシャウトする。今日はノッている。7/23のワンマンライブがますます楽しみだ。これは、お家からの配信で座って歌っているときには見られないので、直接に聴きに来るしかない。
 HALMUDAが全身でパフォーマンスができたときは、路上では道行く人の足が止まるし、ライブハウスでは空気が変わる。その瞬間がたまらなく好きで、すごくいい。いい声で歌が上手いのでファルセットで綺麗に歌う女性シンガーの歌もハマる。だけど、私は、HALMUDAが、少し顔をゆがめながら思いっきり歌っている姿や歌が好きなのだ。

吠えるHALMUDA(写真提供:Instagram @mina_live_log)

これから…

 柏駅東口ダブルデッキでの定期の路上は最後、だけど、多分、非定期だったら歌いに来ることもあるんじゃないかと思う。本人もそう話していた。足を止めてくれたり、デッキ下のバス停から歌声を聴きつけて見に来てくれた人もいた。いい出会いもたくさんあった。
 もともと新宿で路上ライブを行っていた彼だが、禁止区域ではなく、許可された場所での路上ライブを行ってきた。許可された場所で行っていても、すぐ近くの許可されていない場所で行っている人もいるし、アンプを使っている人もいる。路上なのでいろんな人がいる。そう、公共のみんなの場所だしね。
 
 これから、7/23は、ワンマンライブだし、いくつかのライブハウスのステージも決まっている。8/20はShibuya Eggmanでの高橋龍くんのワンマンライブのオープニングアクトもある。ライブハウスでの活動に幅を広げながらも、またどこかの路上でライブしてくれるんじゃないかと私は思っている。
 
 配信もいいし、路上ライブもいいし、ライブハウスはもっといい。これからどうするのかな? これからのことは、ワンマンライブが終わったらじっくり考えるんじゃないかな? 私はそれを待っているので何の心配もしてない。これまでも、悩んだり、考えたり、苦しんだりするたびに、HALMUDAは成長している。表現の幅が広がっている。出会った頃とは全然違うし、なんなら、ここ半年でもすごく変わった。

 だけど、顔がシャープになって頬がこけているのは心配だ。
 ちゃんと食べてね。
 ちゃんと寝てね。
 これは、まるで母親の目線。(笑)


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