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洗濯絵表記について(手洗い)

9月になってからすっかり秋の気配がやってきましたね。
昨年はとても暑い9月だった記憶があって、秋服をあまり楽しめる事なく冬を迎えたのでこのような季節の変わり目をとても嬉しく感じます。
秋服、そろそろ衣替えしないとってなります。それと同時に当たり前ですが夏物を沢山洗濯する頃ですよね。
このお仕事をしていて数年気になってる事があってそれが洗濯絵表記についてです。
2017年から正式に移行することになった洗濯絵表記。世界共通の絵表記にすることが義務付けられました。
ただ、この絵表記。とても分かりにくいのですよね。。。
今まで日本が使用していた表記はとても丁寧で細かかったのがかなり簡素化された感じです。国民性なり色々と背景的な所に思う所はあるのですが何より日々行う洗濯について色々知ることも服を大事に丁寧に着る上で大切ではないかと思います。
今回は手洗い表記について。。

(画像荒い、、)
これが一つの例の絵表記です。
これを見た時に一番左は手洗いできるんだ。というところは分かるとおもうのですがその後って分かりにくいですよね。ちなみに手洗いは洗面所や桶を使う手洗いであり人肌くらいまでの温度で洗う方法を推奨してます。(洗濯機ではありません)

左から2番目は漂白剤が👌か❌か。       3番目は洗濯機でのタンブラー乾燥。所謂乾燥機を使っていいか、❌か。          4番目、これが私は結構分かりにくく感じるのですがこの四角の中に縦線は吊り干しが出来る。この線が横線の場合は平干しをして欲しい。という意味になります。

簡易な表ですが、このように種類があります。JIS L 0217が以前の表記、イラストもあり分かりやすいですよね、そこからJIS L 0001に変わったことでこうも変わるんですよね。
吊り干しか平干しかは服を干す上で大切です。縦に伸びきってしまったりするとアイロンで直すことも大変になったりします。あれ?やたら服が細くやせてしまった⁈とならない為にも是非参考にしてみて下さい。

5番目のイラストこれはイラスト通りアイロン掛けについてです。これも少し分かりにくくてこのイラストの中の点が1つから3つまであってこれがアイロンの温度設定になります。

これもこのような変化したのです。アイロンの温度も大切。私は綿素材の服をシャツ等を中心に年中着るのですが生地の厚さにもよりますがパリッと綺麗に着たい時は中温から少し高めくらいの温度で掛けた方がとことんシワが伸びたりします。

残り二つの表記はドライクリーニング、ウェットクリーニングの表記ですね。こちらは手洗いされない場合は素材としてこの二つの洗い方が出来るかどうかですね。上から❌がのってないので👌という意味になります。

このあたりドライクリーニングについてなどはまた別の機会に。。

職業柄、家事の中で一番好きなのは洗濯です。大好きな服を自分の扱い方次第でどう着ていけるか変わります。アイロン掛けもめんどくさい時もあるけど上手くかけれたら何か着るのが楽しみになるから個人的には好きです。
来年の春に衣替えした時に今年はこの服をどう着ようかな、とか色々わくわくする為の衣替え。楽しんで欲しいです。

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